ボイストレーニングで重要な腹式呼吸

ボイストレーニングは、正しく、大きな、美しい声を出すために行われるトレーニングのことです。
主に良く知られているのは、歌手や舞台俳優などの、大きな声を長時間、表現力豊かに出す必要がある人が、普段の練習の一環として行うことで知られています。また、俳優や、アナウンサーなど、声を出すことを職業としている方も、歌唱とは異なるタイプのボイストレーニングを行うことがあります。ちょっと変わったケースでは、民謡や、伝統芸能のための独特の謡のために、節回しを美しく確実に行うための、特殊なボイストレーニングをするときもあります。

総じて、声を出す人が、正確な発音や、発声、長時間の歌唱、朗読、セリフ回しなどのために行うトレーニングであると考えてよいでしょう。

ボイストレーニングというと、なんとなく、「のどの鍛錬」というイメージを持たれておられることが多いのですが、実は、声を出すときに、喉の果たす役割は、必ずしも、「大きな声」にはつながっていません。確かに、喉は発声器と言われるように、声を出すための機関ではありますが、むしろ、大きな声尾を出そうとして、喉に無理な力をかけると、かえって声帯を傷めて結果になったり、聞きづらい汚い声になってしまうことが多いのです。また、そのような発声方法で長時間声を出すと、体も非常に疲れてしまい、悪くすると翌日には声枯れと倦怠感でグッタリ、といった状況になります。

なぜかというと、声というものは、声帯のふるえによって発生しているものですが、声を増幅させたり、声を、よりボリューム豊かに、体に負担を小さくして出させるためには、それに見合った、適切な呼吸ができることが非常に重要だからです。

特に、歌唱や舞台俳優が声を出す、というときには、大きくはっきりと聞こえる声を出す必要があります。大きな声を、長く延ばして出すような場合、必然的に、その瞬間は「息を吸う」ということはできず、息を吐き続ける状態になります。この時、上手な呼吸ができていないと、声を伸ばすことはできませんし、無理して伸ばせば、声が途切れ、それでも声を出し続けると、酸欠状態になることにつながります。

このような発声のためには、一瞬で、たくさんの息を貯めこみ、更に、良い姿勢が保てる腹式呼吸が正しくできていることが重要なのです。

一般に、男性は腹式呼吸ですが、女性は胸式が大部分で意識して複式に切り替える必要があります。
声を出すには、胸式よりも多くの空気を効率よく吸い込めて、かつ、姿勢に影響を与えない腹式呼吸の方が、メリットが大きいのです。

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