発声を良くするには息を吐く力をつける

ボイストレーニングの基礎として私がお勧めするのが、「息を吐く力をつける」という方法です。なぜ、息を吐く力が要求されるのかといいますと、歌は音域よりも声量の方が大事だからです。これは一概にはいえませんが、特に歌があまりうまくない初心者の段階では、歌をうまく歌う時に音程で歌をコントロールするのではなく、声量でコントロールしたほうがうまくいき、更に上手に聴こえるのです。

なぜ、その方がうまくコントロールできるのかと言いますと、実際に歌を歌うと分かると思いますが、声量は簡単に誰でもコントロール出来ますが、音程の方はなかなかうまくコントロール出来ないと感じるはずです。実際に声量で歌をコントロールするのはどのような事なのかといいますと、低音域は小さめの声で、高音域は声量を増やし大きめの声を出すという事を行います。これにより、歌にメリハリが出て、例え高音がしっかり出ていなくてもそれなりに上手に聴こえるのです。

その声量の鍛え方ですが、単純に声をしっかりと出し続けるというトレーニングを行います。足は肩幅よりちょっと広い程度に開き体はリラックスします。更に背筋は適度に伸ばし、頭のてっぺんから糸で吊るされているような感覚で立ちます。

次に、目の前に指を一本立て、その指の先に火がともっていて、その火を消すつもりで息を吹きかけます。距離は最初は30cm位から始め、最後は腕を伸ばしきった距離で行います。当然、火を消すので口元はとがったような感じで息を吐きます。

この息を吐くという行為を、最初は10秒間行い、少しずつ時間を伸ばして最後には30秒間吐きつづけられるようにします。更に、吐き方のコツとしては、口先だけで空気を吐くのではなく、体全体から空気を絞り出すようなイメージで行います。

以上がしっかりマスターされたのち、今度は口と喉を開き実際に歌を歌うような感じで息を吐き出します。今度は火を消すイメージではなく、ただ息を吐くという事に集中して行うようにします。時間はろうそく同様10秒から始め、最長30秒まで吐きつづけるようにします。

それが出来たら、今度は吐く息の強さをコントロール出来るようにします。最初は強く吐き、中盤以降は弱く一定に吐きつづけたり、最初は弱く一定に吐き、中盤以降は強くそして一定に吐くようなトレーニングを行います。

以上を全てマスターしたら、最後はペットボトルを咥えへこましたり、ふくらましたりするトレーニングを行います。これをしっかりと出来るようになれば、かなり吐く力は強くなっているはずです。吐く力が強くなれば、歌に幅が出て上手に聴こえるようになります。

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