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ボイストレーニングは固定時間制かフリータイム制がいいか

 話す、歌う、声を出す。これらのことは、普段の生活の中で特に気を使わないでやっていることです。とくに話す、声を出すなんていちいち考えもせずにやっていますね。でも、こういった耳から入ってくる情報は、意外と他人から見るとあなたという人格を判断するポイントになっているんです。そんなことを聞いてしまうと、自分の声に不安が出てきますね。できればいい声で、聞き取りやすい話し方で、人がきいてもいいなと思うような歌い方で、やりたいなあって思うようになるんです。
 そんなとき、何をすればいいんでしょう。話し方教室や、カラオケ三昧もいいですが、ボイススクールという方法もあるんです。ボイススクールというと、歌手やボーカルになりたい人が練習するところと思われがちです。が、実は話し方を変えたい、滑舌をよくしたいといった営業スキルを磨くために通っている人もけっこう多いんです。意外ですね。
 そんなボイススクールですが、レッスンの形態によって続けやすいかどうかということがあります。どんな習い事でも、始める以上は効果が実感できるまでなるべく長く辞めずに続けたいですね。以下にボイススクールの時間形態について簡単にあげておきます。自分の生活スタイルにあっているのはどれか、考えながらスクール選びの判断材料にしてください。
 ボイススクールのレッスン形態は、固定時間制とフリータイム制があります。固定時間制とは、毎週決まった時間にレッスンがあることを言います。またフリータイム制は生徒側が都合のいい時間を選択することができるタイプです。それぞれメリット、デメリットがありますよ。
 固定時間制は時間が決まっているだけに、自分の予定にあらかじめ入れておけるのがメリットです。同じ時間ですから、レッスンそのものが習慣になり、時間も体力的にもコントロールがしやすいでしょう。長く続けるには、こういったレッスンの習慣化というのも大事なことなんです。
 フリータイム制では、生徒の都合で時間を決められるので、急な変更がしやすいのがメリットです。たとえば今週は月曜日なら空いていたが、来週は木曜日にお願いしたいなんて言うのができるんですね。これは仕事を優先している場合は大変重要なメリットです。
 デメリットとしては、固定時間制は変更がきかないこと、フリータイム制ではレッスンの管理を自分ではやらなくてはいけないという点があげられます。フリータイム制は一見生徒にとって、非常に便利に見えます。ですが逆に、レッスン時間の管理は生徒側がすべてやらなくてはいけないということになります。毎週レッスン時間が違うということは、レッスンを忘れてもおかしくはありません。また、なまじ自由に時間を変えられるだけに、次第にレッスンを休みがちになることもあります。お休みが続くと、いつの間にかフェイドアウトしているなんてことも。
 こうやって考えていくと、初心者のボイストレーニングは固定時間制から始めたほうがよさそうですね。そうやってレッスンが習慣化してきたら、講師と相談しながら自分の都合に合わせて予定を組んでいくようにすると、かえって無理なく続けていけるでしょう。  

カラオケ苦手な方のための簡単なボイストレーニング

カラオケが苦手だけど、どうしても行かなければいけなかったり、本当は歌が下手だから行ってもあまり盛り上げられないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。音痴にはいくつかの種類がありますが、耳が悪くて正しい音を聞き取れない場合と、正しい音はなんとなく頭に入っているのに自分で思うように出せない場合があります。後者の場合、出せる音域の幅少ないのが原因という場合が多く、実はかなりの改善が可能なのです。特に男性の場合は、高音の音が出せなくて苦労している方が多いです。そんな方の為に、一人でもできる簡単なボイストレーニング例を紹介します。歌う前に隠れてトイレでこっそり行って来たり、自宅で行っておくことで、出せる音域の幅が広がりますよ。
高い音を出すために必要なことは、のどだけでなくお腹から声を出すことと、声帯を震わせて音を振動させることです。ようは、しっかり腹式呼吸を行って歌うこと、口の中で音を振動させて空気に乗せることです。簡単に腹式呼吸をイメージしてみましょ。鼻で息を吸って、息が途切れるまで口で「お~」と声を出しながら息を吐き続けることです。このとき、おなかに手を当てて動いているかを確かめてみましょう。うまくできない人は仰向けに寝転んでやってみてください。声が出にくくなるのでお腹を使いやすくなります。次に、大きく息を吸っては「ロ」「ハ」と交互に大きな声で言ってみてください。「ロハロハロハロハロハ~」という感じです。この時に大きく口を開けるとなおさらいいです。次は同じ要領で「ガ」「ヤ」です。「ガヤガヤガヤ~」という感じです。最後に「ヤ」「ガ」です。「ヤガヤガヤガ~」です。このとき、人差し指を顎においてください。正しく腹式呼吸で行えていると顎が動きません。しかし、行えていないと顎が動いているので、指が震えます。
次に、リップロールをしてみましょう。上唇と下唇を震わせて「ブルブルブルッ」という感じで息が途切れるまでしてみてください。そしたら、リップロールのまま「ドレミファソラシド~♪」の音程を出してみようとしてください。そのあと、反対に「ドシラソファミレド~♪」です。ピアノやテープ、携帯のメロディなどで一緒に奏でるとやりやすいです。初めはリップロールがうまくできなかったり、音を意識するとぎれてしまったりしますが気にしないでください。正しい音に近づこうとするかそうなっているのです。力まずに、出せる音を出しましょう。リラックスして軽やかに。それでも力んじゃってうまく唇を震わせられない人は左右どちらかの人差し指、もしくは両方の指を口角にあててもう一度行ってみましょう。さっきよりもリップリールがしやすいはずです。顎をつかわせずにリラックスできるからです。
このリップロールで音程を取るのを上下3回やっておしまいです。これだけで高い音が出やすくなります。また、リラックスした音の出し方が身につくので、息継ぎやリズムのとり方も上達しているはずです。不思議なのですが、私もこのボイストレーニングだけでだいぶ音痴が改善されました。思い出したらリップロールをしてみるのが大切です。リップロールだけでも効果はかなり見込めますので、是非試してみてください。