自分の声を録音してみよう

ボイストレーニングを続けていく上で、まず、自分の声はどのようなものなのか、ということを知ることが大事です。大好きなアーティストのような気持ちで歌っていても、イメージしたとおりに声が出ているかどうか、音程やリズムがあっているかどうか、ということは、歌っている自分自身だけでは分からないものです。また、他人に聞いてもらってアドバイスを受けたとしても、自分のイメージと異なればうまく納得できないこともあるでしょう。ボイストレーニングで上達するには客観的な耳も必要です。恥ずかしくても、まず自分が歌っている声を録音し、じっくり聞いてみましょう。ラジカセやレコーダーがないという人で、スマホを持っているなら、ボイスメモなどの録音機能がありますので、ぜひ活用してみましょう。もしかしたら、自分の声と理想の声とのギャップに落胆してしまうかもしれません。しかし、その落胆こそが次へのステップへとつながります。理想の声と何が違うのか、録音した自分の声と比べて研究してみましょう。どこが違うのか分かったら、また録音をして聞き比べてみます。これらを繰り返すことによって、理想の声に近づけることができ、録音当初の声と比べれば上達していることを実感できるでしょう。また、歌っている姿を鏡にうつしてみるのも良いでしょう。自分ではボイストレーニングの中で実践した姿勢をバッチリできていると思っても、実際にはうまくできていないことがあります。そのような場合にも、客観的に自分を見ることで、思っていたよりも背中が曲がっているとか、右に傾いているとか、間違った姿勢をしていないか確認することができるので、正しい姿勢に近づけることができます。自分の姿を鏡にうつすときは、必ず発声しているときの顔の表情も確認してみましょう。思うように声量が出ない人は、口が大きく開いていない場合がありますし、クリアに聞こえない人は、表情が暗いのかもしれません。これもまた、理想のアーティストがどのような表情や姿勢で歌っているのか、比較研究してみましょう。一番効果的なのは、デジカメや携帯電話の動画撮影機能を使って、歌っている自分を1曲分撮影してみることです。声と姿勢、表情を全て客観的に確認することができるので一石二鳥です。大好きなアーティストのライブ映像などと見比べてみて、どこが違うのかチェックしてみましょう。始めのうちは、いろんなアーティストの真似をしてみるのも大事なことです。何度も繰り返しているうちに、自分だけのオリジナルの歌い方が確立してくるでしょう

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