腹式呼吸と姿勢

ボイストレーニングは、プロ・アマチュアを問わず歌い手や役者が声をよく出せるように行います。声を出すことを職業としている人だけでなく、ビジネスマンでもボイストレーニングを行う人が増えてきています。はっきりしたよく通る声が、相手に好印象を与えるからです。
ボイストレーニングは腹式呼吸を行うので血行がよくなり、ダイエットにもなります。

・腹式呼吸

ボイストレーニングの基本は腹式呼吸です。呼吸には2種類あり、一つは息を吸ったとき胸が膨らも胸式呼吸、もうひとつは腹式呼吸です。
腹式呼吸は大きく横隔膜を動かし、息を吸ったときお腹が膨らむ呼吸法です。

腹式呼吸をすると血行がよくなり、体の隅々にまで酸素や栄養素が行き渡り、老廃物が回収されるので、疲労回復効果があります。副交感神経が優位になりリラックスしたり、自律神経の働きもよくなります。自律神経の働きがいいと、イライラしにくくなったり、よく眠れるようになります。

ボイストレーニングで腹式呼吸をすると、こんなにいいことがあるのです。

・腹式呼吸のやり方

呼吸と「呼」が先に書いてあるように、まずは息を吐きます。お腹をへこませるように口から吐いていきます。吐ききったと思ってもまだ少し息が残っているので、ハーっと思いっきり出しきってください。
出し切ったら鼻から自然に息を吸います。息を吐ききっていれば、お腹の力を緩めると自然に空気が入ってきます。このとき横隔膜が下がって、お腹が膨らみます。
これが腹式呼吸です。この呼吸を10回程度続けてやってみましょう。

・姿勢

よく声が出せるようになるには姿勢が大切です。
日本人の多くはねこ背です。普段意識していないと、座っているときや立っているとき、歩いているときもねこ背になっています。ねこ背では声がでません。

ねこ背になると、顎が上がってしまいます。顎が上がっていると、のどに負担がかかって声が出ません。試しに上を向いて声を出してみてください。声を出しにくくないですか。
逆に顎を引きすぎてものどが狭まって声が出ません。

よい姿勢とは、頭のてっぺんを上から引っ張られているイメージで立つこと。紐で操られている人形が、紐をピンと伸ばすと真っすぐ立つようなイメージです。
重心は足の裏の中央よりやや後ろ。
こうすると背筋が伸び、あごも上がらず引きすぎず、ちょうどよい位置になり、声が出しやすくなります。

よい姿勢を保つには筋肉が必要です。背筋を支えるのに背筋や腹筋が必要です。上体を支えるためには、足腰が丈夫でなければなりません。
普段あまり歩かない、運動不足の人は、歩く習慣をつけるといいでしょう。

腹式呼吸、よい姿勢がボイストレーニングの基本です。普段から腹式呼吸やよい姿勢を意識していると、声を出しやすい体になってきます。

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