ボイストレーニングは顔が命!

はじめてボイストレーニングを始める際に大切なこと。
それは、まず鏡で自分の顔をじっくりと観察することです。
タイトルにある「顔が命」とは、決して「容姿」のことではありません。
重要なのは、あなたの顔や表情を作っている「表情筋」です。

テレビなどで、歌の上手な歌手を見ることがあると思いますが、歌の上手な歌手の唄っている様子をよく観察してみてください。
おそらく、顔の表情を変えずに唄う歌手はまず居ないでしょう。
音程や音域、ビブラート、ファルセット、こぶし、リップロールなどのテクニックも、この表情筋が左右しているといって良いでしょう。
表情筋の硬い人のボイストレーニングの様子を観察すると、声の抑揚や柔らかさがなく、平坦で単調な印象を受けることがよくあります。
これば、表情筋が作り出す、音の出口が硬さによるもので、表情筋のストレッチにより音の出口を柔らかくすることで、受ける印象がガラリと変わるんです。
ボイストレーニングでよく指導させれる、体幹の筋肉を鍛えることは、腹式呼吸などがスムーズとなり声量を大きくすることが出来ますが、滑舌の良さや音域、テクニックなどはやはり表情筋のやわらかさなくしては得ることが難しいといえるでしょう。
この表情筋のストレッチですが、実は自宅でも簡単に出来ます。
1.目と鼻、口を大きく開き、次にくしゃっとした顔にすべてをすぼめる。
2.1で行った開く→すぼめるという運動を目→鼻→口、口→鼻→目の順番に開いてすぼめる
これだけです。この運動を1日10回2セットくらいで結構です。
最初は、普段は動かしていないこめかみなども動いて気持ちよさを感じると思います。
そして、意外と普段は表情筋をあまり動かしていなかったことに気が付くと思います。
余力があれば、この運動の後に、舌の体操もよいと思います。
舌を出して、上下左右にしっかりと動かしましょう。
実は、表情筋と舌を良く動かすことで、発声のほかにもう一つメリットがあります。
それは、唾液の分泌です。唾液の分泌は、顎下腺や舌下腺などによって促されますが、このストレッチによってこれら唾液腺が刺激され、唾液の分泌で口腔内を潤わすことが出来るからです。
口腔内の乾燥は、声帯や器官にダメージを与えます。唾液によって、声や呼吸がスムーズに通るために、口腔内の乾燥を防ぐことが出来るんです。
ボイストレーニングでは、ただ声を出すことだけにとらわれず、表情筋、口腔内、器官、声帯など、自分自身を「楽器」と捉えて、お手入れしてやることが大切ですね。

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