ファルセットのためのボイストレーニング

ファルセットは、高い音程に応じた声色のための技術の1つです。
最近は、ポップな男性歌手の特別な技術として、そのレッスンに力を入れているボイストレーニングスク−ルが増えてきました。

ファルセット、というとオペラのための難しい歌唱法のような響きが感じられることもあるかもしれません。外来語系のカタカナですので、意味がわかりづらいせいでしょう。元の言語は英語で、その語源はイタリア語だからです。日本語では、仮声、と訳されることもあります。ファルセットという言葉の元来の意味合いは、音色的に実声と違う偽りの声、はっきりした発声といえず言葉として明確でない発声といったものですが、それは19世紀初頭まで換声点より上にあたる高音を実声でなく裏声をつかったりして補ってきた事情によります。
現代ではだいたい、『裏声』というふうに認識され、概ねそれで間違っていない、とされていることが多い状況です。しかし、種類が非常に多く、ポップな音楽の男性歌手を中心に応用例が多いため、人によってはファルセットの定義が異なる場合もあるようです。

ファルセットのボイストレーニング法をご紹介します。
まずは、腹式呼吸と、深い呼吸と正しい姿勢でリラックスすることによって、のどへの負担ができるだけ掛からないように、まずはソフトさをうまく表現できるようになることでしょう。のどが乾燥するとよけいに出づらいので、体調管理とあわせて、しっかり水分も採って、潤った声が出せるようにしておきましょう。

さて、発声準備が整ったら、声といっても、下に出していく声ではなく、上へと出していく声としてファルセットを認識しつつ、あごを少々出して視線を上へと向けてください。
そして、口元は、のどに力が入らないよう、強いて横に広げてみて、多くの息が吐きだせるような形を、意識的に保ちます。息を鼻の奥へ逃がしながら、上へ上へと意識しながらやってみましょう。
声の方向と、息をのどの上の鼻の奥にあてること、そして、口を横に開きがちなのを意識して保つこと、それが3大注意点です。
トレーニングを続れば、自然と、きれいなファルセットがでてきます。
さっぱりできない、という場合、鼻歌やハミングで裏声感覚を掴んでみましょう。
地声っぽいかな、という心配はいりません。
地声に近い聞こえ方をするような芯のあるファルセットも、芯のないファルセットも、どちらでも高い音なら実声より魅力的に聞こえるはずだからです。
疲れたときはリラックスしてから頑張ってみましょう。

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