ボイストレーニングとインナーマッスル

魅力的な発声に必要なのは、深く長い腹式呼吸、とよくいわれます。
そのため、大きな声を出す際には当然お腹に負荷が掛かってくるわけなのです。
これが続くと、おなかの筋肉はだいぶ疲れます。
ですから、発声のうまさは、体力とも意外に比例するというわけなのです。

ところで、腹式呼吸をナチュラルに続けようという場合、よく言われる腹筋の強化より、インナーマッスルの強化のほうが大切、というお話をご存じでしょうか。
インナーマッスルとは、いわゆる腹筋ストレッチなどで鍛える直腹筋などといった表層筋ではなく、体のコアのほうにあたる部分にひっそりと在る深層筋のことです。
このようなインナーマッスルを鍛えれば、腹式呼吸を自由自在に操ることができるようになるため、魅力的な発声を非常に余裕たっぷりに吐きだして行くことが可能になります。

深層筋、いわゆるインナーマッスルとは一体どんな役目のある場所の筋肉なのでしょうか。
インナーマッスルは肩や股関節などといった関節を固定する、という重要な役目を普段から持つとされる筋肉です。
ですから、インナーマッスルが弱ければ、肩や股関節といった関節周辺のせいで怪我する可能性まであります。
インナーマッスルを衰えさせてしまうと、せっかくの魅力的な発声のための正しい姿勢が崩れて悪くなるうえに、肩こり等も起こる可能性があります。

効果的なインナーマッスルの鍛え方をご紹介しましょう。
深層筋であるインナーマッスルは小さな筋群ですので、通常のトレーニングで鍛えるのにはやや無理があるといわれています。
そのため、特別なトレーニングが組まれる場合もありますが、ストレッチで筋肉の柔軟性を高め、最終的にインナーマッスルをも鍛える、という方法がよく知られています。
インナーマッスルのトレーニングでは負荷の重量をあまりに増やすと、表層筋のトレーニングのようになっていしまいがちなので、比較的軽めの重量から始め、回数を重ねることで効果を出すのが通常です。

さらに、上手な発声のためには、インナーマッスルだけではなく、コアをも意識すると効果的です。
コアは腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋で構成されています。
体の核「コア」といわれる脊柱に近い部分を意識して、ピラティスやヨガ、ダンスなどで身体の軸を安定させつつ、鍛えます。

上手な発声は体力勝負といっても、お腹まわりの筋力が中心でしたね。
お腹まわりの筋力は立ち姿勢をより美しく見せますから、一石二鳥というわけで大変鍛え甲斐があります。

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s