ファルセットへの移行はミックスボイスで

歌を歌う上で、高い音が出なくて悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
最近では男性アーティストの曲でも、女性アーティスト並に高い声を出すことが要求されることがあります。
しかし、無理やり高い声を出そうとすると、喉を傷める原因になってしまいます。
ボイストレーニングを行うことで、ある程度は高い声が出せるようにはなりますが、それには個人差があり、限界があります。
そこで使うのが、ファルセットです。
ファルセットとは、裏声のことです。
ファルセットを使うようにすると、地声の最高音より高い音が出るようになり、格段に音域が広がります。
しかし、ファルセットは声量がなかなか出ませんし、歌っている途中に高い部分だけファルセットを使うと、どうしても目立ってしまいます。
これは、地声とファルセットでは使う筋肉が異なるためで、仕方のないことです。
そこで必要なのが、声の切り替え点(喚声点)の訓練です。
この喚声点で使うのが、ミックスボイスです。
ミックスボイスとは、地声とファルセットの混ざった声のことを言います。
このミックスボイスを使えば、地声→ミックスボイス→ファルセットとスムーズに移行でき、ファルセットが浮いてしまうようなことはなくなります。
このとき重要なのは、地声からミックスボイス、ミックスボイスからファルセットへの移行も、少しずつ行うことです。
例えば、地声の最高音より少し下のあたりを、地声9割、ファルセット1割ほどの声の出し方で歌います。
その少し上を、地声5割、ファルセット5割くらいで歌います。
そのようにしていって、最後は地声1割、ファルセット9割ほどにもっていき、最終的にファルセットにするのです。
すると、地声からファルセットへスムーズに移行できるだけでなく、周りにもファルセットだということを気付かれずに済みます。
次に、このミックスボイスの練習方法をご紹介しましょう。
まずは、普段カラオケなどでは歌いなれていないファルセットを鍛える必要があります。
全体的に音程が高い曲や、アーティスト自信がファルセットで歌っている曲、女性アーティストなどの曲をファルセットで通して腹式呼吸を使って歌ってみましょう。
最初は大きな声が出ないかもしれませんが、慣れてくると、空気をたっぷり使った大きな声が出てくるようになります。
それになれたら、ミックスボイスの実践です。
自分の地声でほとんど歌えるけれども、サビなどの一部が高くて地声では出ない曲を選びましょう。
そして、まずはすべて地声で歌ってみてください。
地声では出ないところがわかるはずです。
そこが、あなたの喚声点。
出ないところをファルセットで歌うわけですが、そのときに地声からファルセットへ移行する時の声の出し方を意識してみましょう。
何度も繰り返し練習していくと、ミックスボイスの感覚がつかめてくるはずです。

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