Monthly Archives: July 2012

腹式呼吸について

ボイストレーニングのはじめの一歩は、腹式呼吸を理解し、マスターすることです。

まずは、腹式呼吸を正しく理解しましょう。
人間の呼吸は、胸式呼吸か腹式呼吸のどちらかです。
ボイストレーニングや歌のレッスンをしたことがある人、金管楽器や木管楽器を演奏する人は、腹式呼吸を既に習得済みだと思います。
腹式呼吸を習得済みでも、常に腹式呼吸をしている人と、必要な時だけ腹式呼吸をしそれ以外の時は胸式呼吸をしている人がいます。
呼吸に関して何もレッスンを受けていない人は、概ね胸式呼吸をしています。

では、胸式呼吸と腹式呼吸の違いを説明します。
文字から読み解くと、胸式呼吸は胸で呼吸し、腹式呼吸は腹で呼吸をするということになりますが、実際は違います。
実際は、胸式呼吸は胸で呼吸しているように見え、腹式呼吸は腹で呼吸しているように見えるのです。
しかし、どちらも、肺で呼吸をしているのには変わりありません。
違いは、息を吸った時の、横隔膜の位置です。
胸式呼吸は横隔膜が高い位置にあり、腹式呼吸は横隔膜が低い位置に下がります。
横隔膜が高い位置にあると息の入るスペースが狭いですが、低い位置に下がると息の入るスペースが広がります。
これは、胸式呼吸より腹式呼吸のほうがより多く息を取り込めるということです。

横隔膜を低い位置に下げるといっても、イメージしにくいですが、お腹に息を入れるというとイメージがしやすいと思います。
息を吸うとき、お腹を膨らませ息をお腹に入れる、息を吐くとき、お腹をへこませ息をお腹から出す、こういうイメージで呼吸をします。
立った状態で腹式呼吸をするのは難しいので、自然に腹式呼吸ができる体勢で、一度体感してみましょう。
仰向けになって寝て、自然に呼吸をしてみましょう。
手をお腹に当てるか、お腹の上に本を置くなどしてみましょう。
お腹がが上下するのがよくわかると思います。
これが腹式呼吸です。
再び、立った状態で、この呼吸法を練習しましょう。

お腹に意識を置き、繰り返し練習することで、腹式呼吸は習得できます。
呼吸が安定したら、腹筋を使い、息の量や長さをコントロールします。
ゆっくり息を吸って、腹筋で安定させる、一旦息を止めて、再びゆっくり息を吐く、これを何回も繰り返します。
息を吐くトレーニングは声を出すことに直接つながるので一番重要です。
数秒間、一定の量、一定の太さで息を吐く、とイメージしてください。
息の量を安定させるには、腹筋の強化が必要です。

歌を上手く歌うコツにリズム感をトレーニングする方法

歌を上手く歌うコツにリズム感をトレーニングする方法があります。リズム感は身体にしみこませるのがベストです。と、口で言うのは簡単なのですが実践するのは難しいのが悩みどころですね。曲のノリやグルーブ感も大切ですが、それだけではリズムは身に着けられません。どうしてもタイミングがずれてきます。メトロノームがあるのはリズムを正確に身に着けるためです。機械的なリズム感という意味ですね。リズムをトレーニングするには、耳だけでなく足先、指先まで身体でリズムを感じることです。リズムを身体の中心で感じながら、手足を動かしてみると良いでしょう。身体に余計な力を入れずにリズムに合わせて手や指を打ってみましょう。自然に踊りだすように音にノルことが大切です。身体全体で音楽を感じます。それに慣れてきたらリズムに合わせてカウントを取っていきます。慣れてきたらよりリズミカルに身体を動かしてみます。メトロノームに慣れてきたら今度は自分で歌いながらリズムを合わせてみましょう。その際息継ぎを正しく行わないと、リズムがだんだんとずれていきます。ブレスはただ単に息を吸う事ではなく、次の発声への布石となりますから、ブレスまでもリズムに組み込まなくてはなりません。歌手の方の息継ぎの仕方を見てみてください。リズムを崩さず音楽の一部としてブレスを使っていることがよくわかると思います。わからなくなったらそういったお手本をみながら練習すると良いです。また曲調が極端に早いか遅い場合もリズムを合わせにくくなります。テンポが速い場合、細かい拍の刻みではなく大きな流れでリズムを区切ってみるといいかもしれません。自分が取れるリズムで合わせていくのがコツですね。逆に遅い場合は短めに拍を取っていきます。8拍で細かく刻んでいきましょう。リズムを刻めるようになったら声に出して歌いましょう。テンポが速くても遅くても、アレンジを加えて一度身体にリズムをしみこませることによって、通常のテンポに戻ったときも対応できるようになります。歌う時に一つ注意していただきたいのは、リズムを合わせようと意識するあまり、音が物切れにならないようにしましょう。リズムを意識して、声をのびやかに保つように歌うのがミソです。リズムを合わせられるようになれば、あなたの歌声を聞いている人も心地よく聞くことができます。声量と音程が適正であれば後は歌に込める感情、これがそろえば完璧です。

ボイストレーニングのアフターフォロー

ボイストレーニングを行った後は、喉にも少なからずダメージがかかっています。
正しい方法でトレーニングを積んだとしても、何十分、場合によっては何時間と長く声を出していると、喉に痛みを感じたり、いがらっぽくなったりすることもありますね、

トレーニングの成果を発揮したいと思った時には、喉へのアフターフォローも忘れずに行うようにしましょう。

まず、歌を歌う時や声を発する時、喉の健康が第一になりますので、トレーニングを行う前やトレーニングを行った後にはうがいをするとよいです。
うがいをすると、喉に湿り気を与えることができますので、喉の状態を良好に保つことが可能になります。
また、うがいを行えば、インフルエンザなどの細菌から喉を守ることができますね。

常に一定のパフォーマンスを維持するためには、喉が炎症しないように細菌対策も行っておく必要があります。

喉の健康に気を付けるうえで見逃せないのが冷房や暖房の調節です。
暑くなったり、寒くなると、快適に過ごせるように冷暖房を入れますね。
冷暖房を入れることで、ちょうど良い温度を保ち風邪や熱中症になるのを防げるのですが、冷暖房を入れるとどうしても湿度が低くなってしまいます。

湿度が低くなると、のども乾燥しやすくなり、声をスムーズに出すことができなくなることもあり得ます。
冷暖房をつけるときには、湿度が低くなりすぎていないかこまめにチェックを行うとよいです。

湿度をこまかく知るためには、湿度計を用いて定期的に湿度調整を行うとよいですよ。

さらに、喉の健康を守りたいときには、口からではなく鼻呼吸を心がけると効果的です。

口から呼吸を行うとどうしても口の中が乾きますし、吸った空気が声帯に直に当たるため、喉がダメージを受けることにつながります。
さらに、風が強い日など空気とともに小さなゴミまで吸ってしまいますね。
小さなゴミが喉に絡みつくと、いがらっぽくなったり、ひどい場合には声がかすれてしまうこともあります。
風が強い日などは、喉のダメージを減らすためにマスクを着用してみるのもお勧めです。
マスクを着用すると、吐き出した息がマスク内に留まりますので、一定の湿気を維持できますね。
この湿気により、喉への刺激を抑えることができるのです。

特に喉が弱い方の場合には、口呼吸をできるだけ避け鼻呼吸に切り替えたり、ちょっとした生活から変えてみるように意識すると、声帯の健康を守ることができるでしょう。

カラオケボックスを利用したボイストレーニング

歌を上達させたいと思った時には、カラオケを有効的に使うことで、手軽に歌を上達させることが可能になります。

今では、宴会や歓迎会、送迎会といったイベント時だけではなく、飲み会の帰りや友人との付き合いなどでカラオケを楽しむ場面も増えていますね。
その時、歌声に難ありですと場の雰囲気が気まずくなってしまったり、歌っている本人としてもその場の空気が微妙になっていく気まずさを覚えるようになってしまいます。

せっかく交流のためにカラオケに来たのに、これでは次に誘ってもらうことを期待できなくなりますね。

多くの方とスムーズにコミュニケーションをとっていきたいと思った時には、カラオケボックスを利用して、自分でできるボイストレーニングを行う必要があるのです。

ボイストレーニングというと、特別なトレーニング方法を取りいれたり、本やDVDを購入しなければならないというイメージがありますが、ちょっと視点を変えるだけで面倒なくトレーニングを行っていくことはできるのです。

まず、最近のカラオケボックスでは、歌を歌い終わった後に採点をつける形のものも増えていますね。
この採点方法では、機械が自動的に採点を行っていくため、それほど意味がないと感じている方もいます。
ただ、機械であってもそれぞれの方の声量や音程のとり方などを考慮して採点をつけていきますので、自分の歌声がどのレベルにあるのか知る手掛かりにすることはできるでしょう。

歌を歌った時に、思ったように採点が振るわなかった時には、何度も挑戦することで自分の欠点なども把握することができます。

さらにカラオケボックスでは、防音がなされている部屋で思いっきり歌を歌うことができますね。
普段、お腹の底から声を出せる環境は中々ありませんので、お腹の中から思いっきり声を出す練習をしてみるのもよいでしょう。
ただしこの時注意したいのが、マイクを使用せずに生の声で歌を歌うという点です。

せっかくお腹の中から声を出しても、マイクを通してだと自分の地声を把握することはできません。
またマイクを通すと、本来の歌声よりも何倍も大きな歌声になりますので、自分の声量が充分であるのか確認することができなくなってしまうのです。

カラオケボックスでボイストレーニングを行う時には、マイクなしで歌うとよいでしょう。

このように、カラオケを利用すれば、特別な方法を取り入れることなく気軽にトレーニングを行うことができます。
仕事帰りなどに積極的に練習してみるとよいですよ。

声帯の緊張を和らげるタングトリル

歌手を目指している方だけでなく、普段のコミュニケーション術としてボイストレーニングを行いたいと思った時、滑舌や声の質を改善させる必要があります。

特に、滑舌が悪くはっきりと発音できない方や、声質がどうも通りにくいとお感じの方は、ボイストレーニングを行うことで、はっきりと通る声、はきはきとしたしゃべり方を身に着けることができるのです。

ボイストレーニングの方法は様々存在しているのですが、その中でもタングトリルは日本人にもあった発声方法になります。

タングトリルは、舌を巻いた状態で発生するトレーニング方法になります。
舌を巻くと、顎などの力が自然のうちに抜けますね。
歌を歌う時や話すとき、どうしても顎に力が入ってしまいますが、力が入ることにより大きな声を出しにくくなったり、舌を回転させることができなくなってしまいます。

タングトリルでは、顎をはじめとする口の筋肉を弛緩させることができますので、スムーズに発音できるようになるのです。

さらにタングトリルは、声帯の緊張も弱めてくれる効果もあります。
声帯が充分に開かないと大きな声を出すこともできませんし、無理に声を出そうと思うと喉を傷めてしまいますね。
喉にダメージが加わるとポリープの発生を誘発してしまう為、非常に注意が必要になってくるのですが、タングトリルを行うことにより、喉に負担をかけずに発声することが可能になるのです。

このようにタングトリルは、声帯への負担をかけずに歌を歌いたい方にとって最適なトレーニング方法になるのです。

肝心のトレーニング法についても、コツを掴めば誰でも簡単に行うことができますよ。

まずタングトリルでは、口をうの時にした後、舌を上に向けて丸めます。
英語のRやLの発音を行う時には、舌を口の上部分に軽く触れる状態で発音練習を行いますね。
そのようなイメージで、舌を丸めてみるとうまくいきます。

舌を丸めた後は、その状態で発声を行います。
この時、ただ発声するのではなく、舌をできるだけ震動させるように発声するのがポイントです。

最初のころは舌が震えなかったり、長く続けていくうちに顎や舌の付け根が疲れてしまう場合もあるでしょう。
ただ、継続して練習を続けることにより、うまく舌を振動させられるようになります。

タングトリルは、歌の練習の前におこなうことでスムーズに声を発することができるようになりますし、練習後に行えば、疲れてしまった声帯や口、顎の筋肉へのダメージを和らげることができます。

歌詞を100%伝えるためには、滑舌が大事!

人と話をしていて、何回も「え?」と聞き返されることはありませんか?
滑舌が悪いと、自分の言いたいことが相手に伝わらず苦労します。
歌を歌うときも、歌詞をはっきり発音できないと、相手の心へ届きません。
せっかく素晴らしい歌詞でも、その感動が半減してしまいます。

感動を与える歌を歌うためには、滑舌のトレーニングが必要なのです。

滑舌が悪いのは、生まれつきと諦めてはいませんか?
歯並び、舌の長さ、厚みなどで滑舌が悪くなると思っている人が多いのですが、
滑舌が悪い理由でいちばん多いのは、子供のころからの発音のクセです。
この悪いクセを直すことで、滑舌をよくすることができます。

滑舌の悪い人の共通点として、口の開き方が小さいというのがあります。
口をあまり開けずモゴモゴ喋るので、余計に何を言っているのか聞き取れません。
顎をずらして喋るクセがある場合も聞き取りにくくなります。
また、滑舌の悪い人に多くみられるのが、サ行、タ行、濁音が、特に聞き取りづらいということです。

滑舌をよくするためには、まず表情筋をほぐすことが重要です。
口の周り、顔全体の緊張を解いてリラックスさせましょう。

まず「ウイ ウイ ウイ」と30回言います。
次に「オエ オエ オエ」と30回言います。
最後に「ナノ ナノ ナノ」と30回言います。
ウとオとノのときは、大げさなくらい口を突き出し、
イとエとナのときは、思い切り口を横に開いてください。

表情筋がほぐれたら、いよいよ本格的トレーニングです。
ア行から順に「アアアアア」「カカカカカ」「サササササ」というふうに発声してみてください。
同じ音を連続して発声していくと、どの音が苦手な音かがわかります。
特に重要な音は「カ」「サ」「タ」「ナ」「マ」「ラ」と、「ガ」「ザ」「ダ」「バ」「パ」です。
これらの音は重点的に練習するようにしましょう。
同じようにイ行以下も行なってください。
その次は、50音を読む練習をします。

大変だと思いますが、これらを何度も繰り返すことで滑舌を鍛えることができます。
ある程度鍛えられたら、是非覚えたいのが「外郎売の口上」です。
これは、俳優やアナウンサーもトレーニングとして取り入れています。
「外郎売」は歌舞伎十八番にも入る芝居です。
早口言葉満載なので、少し長いですが、暗記して毎日練習してみてください。
うまくなってきたら、「外郎売」らしい表情をつけてやってみましょう。

このほか「生麦生米生卵」「バスガス爆発」「坊主が屏風に上手に坊主の絵をかいた」
などの早口言葉も暇なときにやってみると良いですよ。

力まず、リラックスしてやることが肝心です。
そして、最初はスピードを出さず、ゆっくりやるように心がけてください。
慣れてきたら、徐々にスピードをあげるようにします。

滑舌が良くなると、歌詞を鮮明に歌うことができます。
歌うときだけではなく、話も正確に相手に伝えることができます。
表情筋が鍛えられるので、小顔になるという嬉しいオマケもついてきます。

ボイストレーニングを学ぶうえでの心構え

ボイストレーニングは趣味のカラオケを上達させたい方やビジネスシーンでのプレゼンテーションの発声など、色んな場面で活用できるトレーニングのひとつです。
技術の習得云々よりも、上達へのいちばんの近道は「指導者を真似る」ことです。これは、なにもボイストレーニングだけに限ったことではありません。ヴァイオリンでもピアノでも、サッカーでも野球でも、なんでもそうなはず。先ずは指導者の丸真似をしてみることです。
日本の茶道や弓道、柔道など「道」のつくものもそうなんです。まずはカタチから入るという精神はあながち間違ってはいないんですよね。
もともと「学ぶ」という言葉は「真似ぶ」と言われていたそうです。それが時代を経て、いつしか「学ぶ」という言葉に変化したのです。
だから指導者を「上手く真似ぶ」ことができる人は、「上手く学ぶ」ことができる人なんです。
一般に男性より女性の方が模倣が上手いとされているようですが、これは全ての人に当てはまる訳ではなさそうです。だってモノマネ芸人さんは男性の方は沢山いらっしゃったますよね?コロッケさんやコージー富田さん、原口あきまささんなど…。

もう一つボイストレーニングを学ぶうえで大切なことは、よい指導者に教えてもらうこと。
ボイストレーニングをレッスンしてくれる機関は沢山あります。そのなかで如何に良い指導者にめぐり合えるかを考えることです。
ボイストレーニングの指導者を選ぶときに、頭に入れておかなければならないことは「良いプレーヤー=良い指導者では無い」ということ。
これもボイストレーニングだけでなく音楽全般に於いて言えることです。
せっかくレッスンしてもらえるのならば、活躍中のミュージシャン(ボイストレーニングなら歌手など)に習いたい!とは思いますが、必ずしも第一線で活躍しているプレーヤーが、良い指導者とは限らないのです。
何故なら彼らは指導者ではなくプレーヤーだから。
もちろんプレイ(演奏)も指導も優秀な素晴らしい方はいらっしゃるいます。しかし、そんな方はごく稀です。
ボイストレーニングのトレーナーを選ぶ際は決してプロフィールをあてにし過ぎないことです。

クラシックの発声とその他のジャンルの音楽の発声が異なることも念頭に置いておきたいですね。
どちらにも共通していることは、リラックスして自然な発声をすることです。これもボイストレーニングに限ったことではありません。音楽や生活のなかでも言えることですね。
如何にリラックスして行動できるか?大切なことです。

ボイストレーニングは1日にしてならず!

カラオケがうまく歌えるようになりたいな、と思いませんか。
てっとり早く上達する方法はないの?という質問をよく耳にします。
その答えはノーです。
1日で歌がうまくなる都合のいい方法などはありません。
一時的にうまく聞こえる小手先のテクニックはありますが、歌自体がうまくなるわけではありません。
ではどうしたらいいのでしょうか。
1番の近道はスクールに通うことです。
プロの先生に発声方法や姿勢、トレーニング方法などをしっかりと指導してもらます。
けどそれにはお金がかかりますよね。
うまく歌えるようにはなりたいけど、お金はかけたくないなという方には自宅での練習がお勧めです。
スクールに通っても自宅練習は必要になります。
スクールは大体週に1回です。その1日だけ練習すればいいのかというとそれだけでは全然足りません。
家で地道に練習することが上達へのカギです。
そう言う点では、スクールに通うのも独学で頑張るのも同じ過程をたどるのです。
スクールの場合は毎週、注意する点や、やり方を教えてもらえるからより早く上達するだけのことです。
では自宅で毎日何の練習をすればいいのでしょうか。
今回は練習の前の準備について紹介します。
まずは、声を出す前にストレッチをします。
全身が緊張している状態ではいい声がでませんのでストレッチで緊張をほぐします。
どういうストレッチでもかまいません。ダイエットエクササイズの最初にするようなものでもオッケーです。
ストレッチを終えたら次は呼吸法です。
歌を歌う時の呼吸法は、腹式呼吸です。
その腹式呼吸を鍛えるトレーニングをするのです。
やり方は簡単で、椅子に座ります。座る際、椅子の座面の3分の1までしか腰かけないでください。
そして姿勢を正し腹式呼吸のスタートです。
5秒吸って、5秒止めて、10秒吐くという動作を5分間ほど繰り返します。
これが終了した時点で体はかなり温まっていると思います。
次に唇と喉のエクササイズ、リップロールをします。リップロールとは唇をぶるぶるとふるわせて声を出す行為のことです。
ぶるぶるぶるとやりながら、好きな曲を一曲歌うといいでしょう。
これで、歌を歌う準備が完了です。
歌を歌う準備と書きましたが、これ自体が歌が上達する練習にもなっていますので、毎日欠かさず行うようにしてください。
この準備を行った上で、音階の練習、発声の練習等個々が行いたいと思う練習をします。
ボイストレーニングにはゴールがありませんが、毎日やることで着実に上達します。
いい声を出すためのトレーニング、がんばりましょう!

ボイストレーニングのやり方

 ボイストレーニングをすると自分が気づいていなかった歌い方の癖に気づくことができます。歌うことが苦手な人はなかなか自分の悪い癖に気づきにくいものですが、ボイストレーニングで自分の癖に気づけることで、歌がうまくなります。正しい歌い方は将来、ボーカルとして活動したりする際にとても重宝されます。では、どのようにしてボイストレーニングをしていけば良いのでしょうか。
 ボイストレーニングに限らず、姿勢というものはとても重要になります。歌う時は上半身を曲げないようにしましょう。上半身が曲がっていると、お腹に力が入れにくく、腹式呼吸がしずらくなります。声量と音域を上げていくためには腹式呼吸が可能な姿勢を保ちます。起立した状態で、肩幅ぐらいに足を開いて、尻は横から見て後ろに突き出ないように力を入れて、キュッと引き締めましょう。また、前かがみになったり、後ろかがみになったりしないように重心を足元にかけます。さらに、肩の力を抜いてリラックスすることも忘れないようにしましょう。肩に力が入ると、喉の筋肉を圧迫してしまって、声が良く出なくなります。頭は顎を上げすぎないように注意します。これらを踏まえて、正しい姿勢をマスターしましょう。
 初段階のボイストレーニングの目標はドレミファソラシド・・・の音階が発声できるようになることです。ピアノで実際にそれぞれの音階を弾いてみて、その音を発声してみます。最初はどの音が何なのか分からず難しいですが続けていくうちに、音階が分かるようになります。また、この練習をする際には必ず、上記で説明した姿勢と、腹式呼吸を使うことを忘れないで下さい。
 ここで、声量を上げていきます。まずは、肩や胸ではなく、お腹が膨らむように意識しながら、鼻からいっぱいに空気を吸いましょう。そして、吸い込んだ息を吐いていきますが、一気に吐くのではなく、ゆっくり、お腹の萎んでいく様子を確認しながら吐いていきます。また、笑顔で吐いて下さい。外から見るとちょっと不気味ですが、こうすることでロングトーンという息を長く吐くスキルが身につきます。この練習は姿勢を選びません。立っていても、座っていても良いです。毎日実行すらば、自分で声量が上がっていることが実感できるはずです。
 歌うときはメンタル面も重要になってきます。暗い気持ちで歌っても暗い声しか出ませんし、聴いている方も暗い気持ちになります。日頃に練習から、笑顔を作って練習していきましょう。

大きい声やテクニックもボイストレーニングから

我流としては、とにかく大きい声を出すことが声域を広げることになると考えます。自宅の部屋で声を出しているのは少々マナー不足なので、一般的なところでカラオケで歌うことが第一です。ところが、ボイストレーニングに関する知識が不足していると、幾ら歌ってみても何か変わらないな、歌いすぎて喉が潰れている、擦れていることがあります。それは時に、渋い声、味のある声になっていることがありますが、歌い方としては健全な方法ではありません。できるだけ喉に負担をかけないような歌い方をしていって上達するのが適切です。それで歌う時間を制限的にしたり、もとの声を歌いすぎて擦れさせるという方法によらず、もとの声にプラスしていくように声帯を拡大していくことが望まれます。

自分のよく聞く曲しか基本的に歌わないから、テクニックはその曲に含まれているものになります。理論的に分析されたテクニックを用いずに、我流のテクニックでやっているとやはりプロの視点からみて方法が適っていないことがあります。たとえばビブラートの発声においても、我流ではなんとなくビブラートをしている感覚で歌っています。歌手の真似をしてやっていますが、それだけでは意外と気付かないニアミスをしていることがあります。それに気付くかどうかは、まさしく何度も繰り返しているうちにわかるものでもなく、ある程度ニアミスをしていないか確認せねばなりません。自分の声を自分の耳で聞いて確認することで改めていく方法もありますが、やはり上達の早さや的確さでいくなら適切なボイストレーニングを行っていくのが良いであろうと思います。

ビブラートにおいてもその波の長短によって、発声の音質や効果が変化していきますし、曲にとってとても大事な核となりうるところを歌うことが多いから欠かせません。ビブラートを歌いこなすことはたくさんの曲で応用していくことができ、歌におけるポイントとなっていきます。少しの音程のズレが曲全体のズレに関わっていくので、よく注意してやっていくようにしましょう。

ビブラートは演歌、R&B、POPSとそれぞれ出し方が違っています。少々難しいかもしれませんが、それも練習によって自分なりのビブラートができるようになります。ビブラートをどこで使っているか、どんな感じがするか、音がどれだけ揺れているか、音をどのぐらい伸ばしているかといったのを歌手の手本を対して、喉のどの部分を使うのかといったところが分かってくるようになります。