ボイストレーニングは1に練習2にも練習

ボイストレーニングとは、適切な発声方法を身に着けるための訓練です。

もともと歌手や役者など、声を使う職業の人が受けることが多く、一般的にも、「歌がうまくなりたい」という人が受けることが多いと思いますが、誤解されがちなのは「ボイストレーニング」=「歌がうまくなるトレーニング」というわけではありません。

もちろん、正しいボイストレーニングをすれば、ほぼ確実に歌は上達すると言えます。

ただ、ボイストレーニングは、歌を歌うための、下地として、まず声の出し方を身に着けるトレーニングなのです。

何事も、まずは基本の練習が必須です。

たとえば、フィギュアスケートをやろうと思ったら、いきなり3回転ジャンプに挑戦して成功する人はまずいないでしょう。まずはスケート靴を履いて、氷の上を滑る方法から練習しなくてはいけません。

それも、むやみに滑ったのでは上達しません。
正しい姿勢、体重の掛け方、脚の角度、といったものを、時間をかけて練習して初めて習得するものです。ジャンプやらスピンやらはそのあとの話です。

歌の場合も同様に、音感がいいとか悪いとかは、もともとの素質などもあるでしょうが、それは運動神経と同じようなことで、いくら持って生まれた素質がよくても、高い技術を習得しようと思ったら、それなりの練習が必要になるのです。

ボイストレーニングの基本中の基本は、まず腹式呼吸です。
ただ息を吸って吐くだけといえばそれまでですが、とても大切な練習で、肺活量を強化し、声量を高めることにつながります。

それから、息を吐くのに声を出すのを付け加え、発声の練習になります。長く声を出す発声、短く切って声を出す発声、と意識して自分の声をコントロールしていくことができるようになります。

そこから、音域やリズムの練習へと進んでいきますが、まず基礎の段階では、スポーツの基礎と同じで筋肉を鍛えることなのです。

日常生活では普段使わない筋肉を意識して動かし、鍛えて、自分の思うように動かせるようにするためには訓練が必要です。

なので、ボイストレーニングに通おうと考えている人は、通えば歌が上達する秘訣のようなものを教えてもらえると思っていたら間違いです。訓練・練習あるのみなので、週1回のレッスンに頼るのではなく、自分でどれだけ時間を割いてトレーニングをできるかが、成果の出方に大きくかかわるのです。

また、逆に考えれば、時間をかけて鍛えることができれば、誰でも必ず身に着けられるものだともいえるでしょう。

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