たくさん丁寧に歌う人が上達する

歌が上手な人と下手な人の違いは、音程の正確さやリズム感や声質・声量などの総合的な違いです。しかしそれぞれの要素は平均以上なのに、上手に聞こえないのは丁寧に歌う習慣がないからです。歌の上手な人は間違いなく丁寧に歌っています。

丁寧に歌うためには歌詞を完全に覚えていなければなりません、カラオケでモニターの歌詞を見て歌うようでは失格です。歌詞とメロディーは密接な関係にあるのでモニターで歌詞を見ている人は歌詞とメロディーが歌う瞬間まで一体となった形でイメージできていません。ですから歌詞のどこを短くどこを伸ばすという大事なところが十分に対応できず、その場限りの反応になってしまいます。

丁寧に歌うためには歌詞を丁寧に発音する習慣を身に着けなくてはなりません。桑田佳佑のように日本語か外国語かわからない発声をするプロの歌い手もいますが、いい歌手は歌詞を丁寧に発音しています。スピードのある曲は、発音がいい加減になりがちですが、まずはゆっくり歌ってでもきちんと歌詞を発音する練習をしてだんだんスピードを上げるようにします。

丁寧に歌うためには発声の強弱をつけることが大事です。演歌ではこぶしと言っていますが、演歌以外の曲も発声の強弱がないと平明になってしまいます。歌の上手な人はこの強弱の発声を上手に行なっています。最初から最後まで最大音量で歌ってもプロのような情感のある歌には聞こえません。プロで歌のうまい人は弱の時も音程が安定していることです。美空ひばりや五木ひろしはそのあたりの技量が抜群です。

丁寧に歌うためには力をセーブして歌はなければなりません。絶叫型の歌は
自己満足にはいいかもしれませんが、聞いているほうには耳障りです。セーブして歌う能力をつけるためには、根底には大きな声で歌える能力が必要になります。大きな声で歌える人がセーブして余裕を持って歌う時聞いている人は心地よく感じるのです。プロの歌手はみんな余裕を持って歌っています。そうでなければ何十曲も歌うソロコンサートなどを連続してやれるわけがありません。

素人の歌い手が丁寧に歌うことを身に着けるためには、同じ歌を何回も繰り返して歌うことに尽きます。最初は自分が好きな歌でいいでしょう。歌詞を覚えるのは当然のこと、発声の強弱も練習します。どれだけたくさん丁寧に歌ったかで上達に差が出てきます。一つの歌を完璧に物にしたら、次の曲をまた完璧に歌えるようになるまで練習します。何事にも近道はありません。たくさん丁寧に歌う人だけが上手に歌えるようになるのです。

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