ビブラートとボイストレーニング

ムード歌謡、シャンソン、ミュージカルなど、ビブラートが不可欠のように考えられているジャンルは多いものです。
ビブラートは普通小学生以下にはないので、大人のムードという歌い方になります。
小学生以下でも徹底的な声楽の訓練などにより、ビブラートが入ることはあります。

演歌では特にこぶしとビブラートが不可欠のように思われています。ほとんどこの2つが混同されるケースも多々あるのです。
たとえば、都はるみはデビュー前はちりめんビブラート、後に4Hz前後の、ゆっくりめな、振れ幅の大きな演歌型ビブラートを主にするようになりました。
ノンビブラートとの区切りも上手く、歌っている最中の喉を見てみれば、ビブラートの入る箇所の間だけ、喉が小刻みに動くのが観察される歌手もいます。
シャンソンやミュージカルのビブラートの種類は、実は欧米ではちりめんビブラートかクラシック型ビブラートに近いタイプのものだが、日本では演歌型ビブラートが主として使われます。ミュージカルの一種の宝塚歌劇においても、演歌型ビブラートを練習する機会が多い、といわれます。

ちりめんビブラートは、細かい痙攣に似ているように思われがちなビブラートで、じっくり聴かせるビブラートというより、不安定感や未熟感を漂わせる細かさが特徴です。
ポピュラー音楽はテンポが速いので細かいビブラートが多用されるようになってきました。
このように、国や音楽のジャンルによってビブラートの型が、クラシック型、演歌型、音量型というふうに異なります。

ビブラートの種類と基本の出し方をご紹介します。
まず、声帯を通った後の声または息の音階をブレさせるビブラートがあります。
あごを使用しても、声帯を通った後の声をつくることが可能ですので、暇なときに試してください、
横隔膜を使って出すビブラートは、声帯を通る前の息を揺らせてつくるものです。
腹式呼吸で横隔膜が上下することを確認しながら、試してみてください。
音程の高低により自然に作るビブラートや、抑揚のついた箇所を歌うときに大きな声量ゆえにかかるビブラートは、声帯そのものですから、声をじかに揺らせるイメージとなります。

また、声楽における理想的なビブラートは一秒あたり6回前後、といういい方をされることもあります。声門閉鎖と十分な声帯伸展、そして呼気圧などの条件が揃うような場合、ビブラートは無意識で自然にかかるとされています。それはこのような際に声帯の開閉部の位置が呼気の進行方向へ揺れるせいです。

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