発声練習は準備運動

水泳の前や陸上競技の前に必ずウォーミングアップするように、歌う前にも準備運動は必要です。
歌う前に筋肉をほぐし、声が出るようにするための準備運動が、発声練習です。

いきなり大声を張り上げたり、高音で歌うと喉に負担がかかります。
そんなことのないように、発声練習しておきましょう。

ボイストレーニングと発声練習はほぼ同じものと考えてよいと思います。
ボイトレの中に発声練習が入っているということでしょうか。

発声練習を行うときは、腹式呼吸で行ってください。
腹式呼吸と発声練習をセットにすることで、よりボイトレの効果が高まります。
同時にやることが難しければ、まず腹式呼吸のトレーニングをしてみてください。
腹式呼吸は、お腹に手を当て、横隔膜を上下させるようにしながら、
息を大きく吸ったり吐いたりします。

発声練習をするときには、できれば大きな鏡の前でやるようにします。
鏡の前で練習することで、姿勢や口の開け方の悪いところがわかります。

発声を行うときは、イメージが重要です。
高音を出すときは、頭のてっぺんから声が天に抜けるように、
低音を出すときは、腹筋を響かせるようなイメージでやってみてください。
自分で、どんなイメージのときにいちばん声が出るか、いろいろ試してください。

発声練習で広く取り入れられているのは、「アエイウエオアオ」とア行から順に繰り返していく方法です。
このとき母音を意識しながら、大きく口を開き、喉に力を入れずに発声してみてください。

もう一つ発声練習の方法をご紹介しましょう。
1. まず自分がいちばん出しやすい高さの音を、何秒間出し続けられるか、やってみてください。
このとき、常に一定の音量になるように気をつけてください。
喉は締め付けないように。
最初は、10秒がやっとかもしれません。

2. 次は、だんだん声を大きくしていきます。いわゆるクレッシェンドです。
これを30秒。

3. 今度は、だんだん声を小さくしていきます。デクレッシェンドです。
これも30秒。

4. 声をだんだん大きく出していったあと、今度は途中からだんだん小さくしていきます。
10秒、20秒、30秒とそれぞれやってみましょう。

5. 声をだんだん小さく出していったあと、途中からだんだん大きくしていきます。
10秒、20秒、30秒とそれぞれやってみましょう。

6. 今度は声を大きくしていく方と小さくしていく方の時間を変えます。
声を大きくしていくのに10秒、小さくしていくのに15秒というふうに、
それぞれ異なる時間で、自分で設定してみましょう。
それぞれ最大で30秒の範囲で時間を設定して自由にやってみてください。
大事なことは、喉を開いて声を出すこと、声の大から小、小から大は滑らかに行うことです。

時間があれば、1〜6を繰り返してやってみましょう。

発声練習をすることで、声量と音域が飛躍的にアップしていきます。
喉が広がり、声が楽にでるようになります。
表現の幅も広がります。
基本となるトレーニングですので、地道に続けてください。

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s