音域の広げ方-高い音を出すトレーニング-

地声の限界音域を高くするためのボイストレーニングについてです。誰でも発声していて、ある一定の高さを超えると、声が裏返ったり、詰まったりして、それ以上に高い音が出せなくなります。しかし、この地声の限界点は、訓練によってある程度は裏返りをおさえたり、声詰まりが起こる音程を上げることができます。

以下にそのトレーニング方法をご紹介します。

・自分が出せる高音限界を知る
まずは、発声の基本を確認します。喉を開いているか、口はしっかり開いているか、姿勢を正しいか、などです。次に、楽に出せる音域の範囲内で高めの音を、ロングトーンで出してみます。しばらくしたら音量を変化させたり、音程を揺らしながら、そのあたりの音域を自分のできる範囲で安定して発声できているかを確認します。

・喉の力みを抑えつつ腹筋を使う
床に座って膝を立て、脚は開いて安定を保ちます。そのまま後ろに倒れながら鼻からゆっくり息を出します。それを数回繰り返しましょう。元の位置に戻ったとき、自然に息が吸えているはずです。きちんと息を吐ければ吸うことも自然にできるのです。
倒れた状態では、おへその辺りを見るようにしましょう。同じ動作を繰り返しながら、今度は適当な高さの音を鼻から吐く息と一緒に出して伸ばします。しばらく繰り返します。続いて、出す声を三つに分けます。一番最初は二番目よりも4度低い音を意識します。三番目は一番目と同じ高さとします。二番目は自分が出せる限界音域としましょう。これを何度か繰り返します。そして、それを半音ずつあげていきながら繰り返します。

・身体の支えを作る
姿勢正しく立ちます。そこから大きく前後に足を開きます。そして、ドミソミド、ドミソド↑ソミドと発声します。楽に出せる音程からはじめて、半音ずつ上げていって、地声の高音限界まで上げていきます。発声しながら同時に、身体を動かしていきます。発声しながら膝を曲げ、姿勢を崩さずに腰を下へ下していきます。最高音では、一番深く腰を落とします。これを何度か繰り返します。身体の芯を安定させるトレーニングです。

・腹筋と背筋を意識する
上の動作をしながら、腰を落として、最高音を出す前に間をとって、膝を伸ばしつつ、上体を軽く後ろに反らしながら最高音を長めに出します。その時に、腹筋と背筋にかかる力を意識してください。両手に少し重いものを持って発声してもよいです。

・喉を開く
ここまでトレーニングをしてくると、喉の奥の方が落ちてきて喉が閉じがちになっているかもしれません。そこでフォーム調整を兼ねながら「喉を開く」ことに重点を置いたトレーニングをします。音の動きは上と同じです。姿勢を正して、まず片手で真上を指さし、その状態から肘の力を抜いて、肘から上を頭の後ろに垂らします。これが基本の構えになります。そして、音が上がって行くのに合わせて頭上高くを指さします。ゆっくり上げていって、最高音でちょうど指が真上を指すようにします。その時に、手の動きに合わせて、眉と鼻の穴、喉の奥の方が徐々に上がっていくイメージを持ってください。

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