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声域とオクターブ

・声域は生まれもって決まってしまうのか。
これに関していうと、声域は生まれながらにしてある程度決まっているものです。
なぜかというと声域はその人の声帯や、体格に大きく左右されるからです。
しかしながら、声域はボイストレーニングで、ある程度広くすることは可能なので練習しましょう。

・声域は歳を取るについて広がるのか。
たしかに、30歳ごろから男性は高くなり女性は低くなって、老人になるころには男女変わらない声になります。
だからと言って高い歌が歌えるわけでもありません。
練習していなければ広くなったところで使い物にはなりませんので練習しましょう。

・自分の声域を調べるには。
自分の声域を知りたいけれど、やり方がいまいちよくわからないという人もいるでしょう。
ですので、簡単にできる声域確認法をお教えいたします。
まず、ピアノを用意します。
用意できない人は借りるなり、コンパクトな電子ピアノでも購入して用意してください。
鍵盤の中央にあるドを弾きます。
その音を自分も発しながら、そこから1音づつ上がっていきます。
このとき1音上がったら発する音も1音上げます。
そして出なくなったところがあなたの限界の声域です。
反対に最初のドから1音ずつ下がっていきでなくなったところがあなたの低い限界の声域です。
カラオケなどするときは歌う曲の1オクターブ下を歌うと無理なく歌うことができます。

・キーとは何か
よくキーが低いとかキーが高いなんて言ったりしますが、あれはドレミファソラシドのことです。
日本で言うとイロハニホヘト、英語で言うとCDEFGABです。
カラオケなどでキーを操作して自分の歌いやすいように調整することができます。

・オクターブは多ければ多いほどいいのか
3オクターブや、4オクターブ出せる人も中にはいますが、大体の歌は1オクターブと少しの音域で歌われているのがほとんどです。
しかも、1番上の音から一気に1番低い音まで下げるような歌は少なく、低音で始まり、サビで高音になるというのが一般的です。
なので、歌手になるにはオクターブが3オクターブや4オクターブ必要というわけではないのです。
カラオケなどでしたら裏声や、ファルセットを駆使すれば歌えてしまうものばかりなので、オクターブよりもそちらのトレーニングをしたほうがいいでしょう。
感情をこめて歌いたいのであればキーを下げて自分の歌いやすい音域で歌うのも一つの方法です。
ですから、1オクターブしか出ないからといって落ち込む必要はないのです。

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声域を広げるためのボイストレーニング

声域を広げることは容易ではないかもしれません。しかしトレーニング次第で広げることができます。まず高い音に関してです。トレーニングの仕方は、自分が出せる最も高い音を、苦しくないと感じる力で、安定して出せるようにします。それには腹式呼吸を上手に行い、喉ではなくお腹から声を出す必要があります。おなかが膨らむまで息を大きく吸い込みます。お腹に手を当てながらそれがへこむのを確認しつつ、高い声を出します。そのとき、自分の声が震えてしまう一歩手前が自分の最も高い音です。この最高音を出すことを繰り返し行っていくなら、それを楽に、しかも安定して出せるようになります。これができるようになったら、今度はそれよりもさらに高い音を出します。これまで苦しく感じながら出していた自分の最も高い音を楽に出せるようになったということは、さらに高い音が出せるという証拠です。このトレーニングを繰り返していくことで、高音域を広げることができます。もちろん限界はあります。しかしこのトレーニングによって最高音を比較的楽に出すことができるようになりますので定期的に行うことは非常に効果的です。次に低音域です。低い音が出せるかどうかは声帯に長さが関係してくるため、高音域を広げることよりも難しいことは確かです。しかし高音域を広げるのと同じ方法で、低音域も広げることができます。どちらかというと高音は、頑張り次第で出すことが可能ですが、低音を出すことはかなり技術を要することです。それで低音の場合はそれを上手に出せたときの感覚を覚えることが非常に重要です。低い声を出せたときの感覚を忘れることがないように、繰り返し練習することはとても効果的です。また低い音を出すトレーニングをするときは、「お」を発音するとトレーニングがしやすいです。このようにして広げられた音域を効果的に用いて、上手に歌を歌いたいと思っておられる方は、最低音から最高音まで、トーンを徐々に上げていくトレーニングや、低音からいきなり高音をだすトレーニングを行うことができます。このトレーニングを行うことで、変化に富んだ曲調の曲を難なく歌うことができますし、一番盛り上がるサビの部分を力を抜いて歌うことができます。この音域を広げるためのトレーニングは、定期的に行うこと、そして続けることが大切な要素です。少し大変かもしれませんが、音域を広げることで歌える歌のレパートリーはかなり広がりますので、歌うことがさらに楽しくなることは間違いありません。