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歌が苦手な人にもボイストレーニング

歌が苦手と言う人も多いかと思いますが、その原因はいくつか考えられます。
音程が合わない、高音や低音が出ない、声量が足りない、リズムが合わない等色々考えられます。

そんな人の為に、ボイストレーニングをしてみる事をお進めします。
ボイストレーニングする事で、腹筋や横隔膜が鍛えられ、正しい発声方法が身に付くからです。

まずボイストレーニングの基本姿勢について、書いていきたいと思います。
声を出す時に、下を向いていてはのどが塞がって、上手く出す事はできません。
遠くに声を届ける感じで、目線も遠くに向けます。
これを意識するだけで、声がこもる事は無くなります。

次に、正しい音程感覚を身につける方法です。
CDなどを聞いて、そのままその音程を出せればいいのですが、
外れた音で歌ってしまう事も少なくありません。
それこそが音痴の一番大きな原因です。

音程感覚を鍛えるには、ピアノやギターなどの楽器を使い、
その音に合わせて発声するのが効果的です。
楽器が無い人でも、スマートフォンで無料の楽器アプリがあるので
それで代用するのも手です。

その練習に慣れてきたら、今度は実際に歌ってる自分の声を
録音して聞いてみましょう。
録音された自分の声は、自分の耳で聞いている声とは違って聞こえます。
しかしながら、それが本当の自分の声なのです。

楽器に合わせて出しているときは、何となく合っているように感じても
録音された声はズレている事があります。
毎回録音して、客観的に聞く事で、音程のズレを修正していきましょう。

音程感覚を鍛えると同時に、音域を広げるトレーニングもしましょう。
声を出す時には、のどの筋肉、腹筋、横隔膜を使います。
それらを鍛える事で、音域が広がり、高い声や低い声が出しやすくなるのです。
その全てに必要な要素が、複式呼吸です。

腹式呼吸をしながら、その状態で声を出す練習をします。
自分の出しやすい音「らー」でも「あー」でもいいので、一日に数回
声を出して鍛えます。

「あー」と言いながら、声を上げ下げしていきます。
「あーあーあー」と限界まで下げたら、今度は限界まで上げていきます。
これを一日数回練習する事で、気づかないうちに音域が広がっています。
これも音程感覚を鍛えるついでに、楽器を使って行うと、より効果的かと思います。

ボイストレーニングは音痴を直すだけではなく、プロの歌手でも行っている
トレーニングです。
地道に努力する事で、必ず結果につながります。
それを信じて頑張ってください。

いい声を出すための腹式呼吸トレーニング

呼吸というものは人間が生まれてから自然と行われているものではありますが、いざ、沢山の息をコントロールしようとなるとうまくできなくなる人は多いと思います。
ある程度意識的に身体に息を溜め込み、吸ったり吐いたりしていくトレーニングも必要と思います。
そしてこの息をコントロールする事は腹式呼吸でリラックスして歌える事にもつながります。
また、このトレーニングは息の調節には口や喉を使ってはいけません。
例えば口を閉じ気味にして息の量を調節するのは駄目です。
全てお腹で息の量をコントロールするようにします。

1、息を5秒間かけてお腹に空気が沢山たまるまで吸って下さい。(最初と最後で吸う息の量が均等になるように)

2、それができたら今度は時間を延ばして10秒間、20秒間、25秒間かけて時間をかけてゆっくりお腹に空気が沢山たまるまで吸ってみて下さい。(急にやると酸欠になるかもしれません。無理はしないように。0〜25秒の間で自分で時間を設定してやっていいです)

3、今度は吸うのではなく、吐きます。息を10秒間、20秒間、25秒間かけてそれぞれ吐いていってください。(常に息の量が均等になるように。0〜25秒間の間で時間を自分で設定してやってよい。)

4、今度は吸うのと吐くのを続けてやってみましょう。深呼吸して息がお腹にいっぱいになるまで吸った後、すぐには吐き出さずに2秒間息をとめたあと、ゆっくり息を均等に吐いていきます。このゆっくり均等に吐いていく時の時間は自分で0〜25秒くらいの間で自分で設定してやってかまいません。(なるべくゆっくり均等に吐けるように。)

5、深呼吸して息がお腹にいっぱいになるまで吸った後、3と同じようにすぐには吐き出さずに4秒間、6秒間、10秒間とそれぞれ息をとめるほうの時間も自分で設定してみて、その後ゆっくり息を均等に吐いていきます。(なるべくゆっくり。均等に吐いていく時の時間は3と同じよう自分で0〜25秒くらいで設定してやっていい。)

6、深呼吸で息を5秒間かけてお腹にいっぱいになるまで吸ったあと、今度は息はとめずにすぐにそのまま息を吐き始め、息を5秒間、10秒間、20秒間、25秒間かけてそれぞれ完全に吐ききって下さい。(均等に吐いていく時間は同じように自分で0〜25秒間くらいで設定してやっていい。

7、今度は吸うほうの時間もかえてみましょう。息を吸う時間を5秒間、10秒間、20秒間から設定してその設定た時間で深呼吸で息を吸った後、5と同じようにすぐに息を吐き始め、5秒間、10秒間、20秒間、25秒間かけてそれぞれ吐ききって下さい。(息を吸う時間と息を吐く時間はこれまでと同じように0〜25秒間くらいで自分で設定してやってかまいません。)

8、1〜7を時間があれば何回か繰り返して下さい

なれないと酸欠になる危険もあるので無理せず行ってください。

ボイストレーニングにゴールはありません

ボイストレーニングというのは、発声法のトレーニングです。人が10人いれば、それぞれが顔つき・体格・声色・声質が違います。個々に合ったトレーニングが必要です。豊かな声量は、鍛えられた身体から発せられるというのは、医学的根拠はなくても実例がおおくあります。シンガーソングライターのさん長淵剛さんは、自宅にトレーニングジムを持ち、毎日2時間の筋トレを欠かさないのです。それでないと、あの声量でもって2時間以上に及ぶコンサートを実演できないとインタービューでおっしゃていました。しかし、ボイストレーニングを始めようかとか、初心者にそんなことをオーダーしても1週間どころか30分で終わってしまいます。初心者・入門者には、それなりにやり方があります。
ボイスとレーニングは、ピアノの音に合わせて声をだすだけではありませんし、それはある程度、喉や下の使い方をマスターしてからでも遅くありません。難しく考えないで、声を出す練習と考え発声全般についての練習と意識することです。そこで、呼吸法や筋力の鍛錬も必要となってくるのです。
ボイストレーニングにゴールはありません。上手に歌える、人の心の響くを声をだしたい、という望みを満たすための道具の一つに過ぎないからです。ボイストレーニングは、一人でも自宅でも行えることが多くあります。教室に通うのが週に1回でも問題はありません。毎日、判然とボイストレーニングに通うことより、次の教室に通う日までに自分なりに課題をこなし、問題意識をもって毎日10分でも行うことの方が遥かに有意義です。
ボイストレーニングを習うなり、教室に通うなりすると最初に言われるのは腹式呼吸の習得です。目には見えない、横隔膜を使っての呼吸法です。首や手足のように意識しても、言うことを聞いてくれない部位です。練習法ですが、実は簡単な方法があります。実際に、人は知らず知らずの中に腹式呼吸をしているのです。それは、重い物を持ち上げるときです。簡単に持ち上げられないものを持とうとするときに、人はお腹に力をいれて「どっこいしょ」、「うんしょ」、「エイヤー」等と掛け声とともに持ち上げます。このときは、腹式呼吸をしています。これを意識的に行えればいいのです。この時に注意するのは、腰を痛めないように膝を折って、しっかりと踏ん張って持ち上げることです。また、無理して重い物をもちあげようとして腰を痛めないことです。次に、持ち上げながら声を出します。無理して最初から大きな声を出す必要はありませんし、絞り出すような声も必要ありません。もし、喉に痛みを少しでも感じたら止めてください。喉をつぶしたら元も子もありません。徐々に大きな声を出すようにしていきます。個々の体質にもよりますが、1か月ほどで意識しないで、腹式呼吸による発生を行えるようになります。

バラードのためのボイストレーニング

バラードについてですが、綺麗に歌い上げたいと誰しも思うものです。
デートなどにそういった曲を1曲でも持っておきますと、
かなり有効に使っていくことができるものです。
しかし、バラードにはちょっとしたテクニックも存在をしているのです。
そのテクニックですが、いくつか確認をしていくべきものもあります。
もっともバラードに重要だといわれているのが、ビブラートです。
最近では、カラオケの採点機能などにも使われ始めまして、
多くの方が実際にその技術を身につけたいと思っているのです。

ビブラートについてですが、何もプロの歌手だけが持っている能力というわけではありません。
一般の方でも使いこなしていくことができます。
しかし、使いこなしていくためにはちょっとしたボイストレーニングが必要です。
ボイストレーニングは、特に難しいものでもありません。
気軽に対応できるものも多いので、すぐにでも始めてみるべきです。

ではビブラートに関するボイストレーニングといいますと、声を響かせるということになります。
声を響かせてバラードを歌いますと、より感動的に聴こえてくるものになっているのです。
ただ、ビブラートにつきましては、小手先で行っている方もいます。
あごやのどぼとけを小刻みに動かすというものです。
それでは綺麗なビブラートというわけではありません。
しっかりと感動させるためにもそういったものではない本物のビブラートを利用しましょう。
ビブラートのコツは、まず体の力を抜いていくというものです。
その時に関わってくるのが、横隔膜です。
その横隔膜の震えを感じる事が重要になります。
横隔膜を震わせることで本物のビブラートになるのです。

歌う時に、横隔膜を意識していくだけでもビブラートのボイストレーニングになります。
歌っていると横隔膜の震えが感じられる時があるはずです。
それを意識的に行っていけるようになると、ビブラートを手に入れることにつながっていきます。
普段の声出しなどでも手に入れることができます。
発声練習をするような時でも、横隔膜の震えがしっかりと感じられることでしょう。

その時にうまくブラードと出すためには、あごやのどがあります。
しっかりとリラックスしている状況を確保していくのです。
それだけでも自然にビブラートを出していくことができるようになります。
出し方のコツをつかめば、あとは歌に自在に含んでいけばいいだけです。
ボイストレーニングを定期的に続けて、出し方をしっかりと覚えてしまいましょう。

ビブラートとボイストレーニング

ムード歌謡、シャンソン、ミュージカルなど、ビブラートが不可欠のように考えられているジャンルは多いものです。
ビブラートは普通小学生以下にはないので、大人のムードという歌い方になります。
小学生以下でも徹底的な声楽の訓練などにより、ビブラートが入ることはあります。

演歌では特にこぶしとビブラートが不可欠のように思われています。ほとんどこの2つが混同されるケースも多々あるのです。
たとえば、都はるみはデビュー前はちりめんビブラート、後に4Hz前後の、ゆっくりめな、振れ幅の大きな演歌型ビブラートを主にするようになりました。
ノンビブラートとの区切りも上手く、歌っている最中の喉を見てみれば、ビブラートの入る箇所の間だけ、喉が小刻みに動くのが観察される歌手もいます。
シャンソンやミュージカルのビブラートの種類は、実は欧米ではちりめんビブラートかクラシック型ビブラートに近いタイプのものだが、日本では演歌型ビブラートが主として使われます。ミュージカルの一種の宝塚歌劇においても、演歌型ビブラートを練習する機会が多い、といわれます。

ちりめんビブラートは、細かい痙攣に似ているように思われがちなビブラートで、じっくり聴かせるビブラートというより、不安定感や未熟感を漂わせる細かさが特徴です。
ポピュラー音楽はテンポが速いので細かいビブラートが多用されるようになってきました。
このように、国や音楽のジャンルによってビブラートの型が、クラシック型、演歌型、音量型というふうに異なります。

ビブラートの種類と基本の出し方をご紹介します。
まず、声帯を通った後の声または息の音階をブレさせるビブラートがあります。
あごを使用しても、声帯を通った後の声をつくることが可能ですので、暇なときに試してください、
横隔膜を使って出すビブラートは、声帯を通る前の息を揺らせてつくるものです。
腹式呼吸で横隔膜が上下することを確認しながら、試してみてください。
音程の高低により自然に作るビブラートや、抑揚のついた箇所を歌うときに大きな声量ゆえにかかるビブラートは、声帯そのものですから、声をじかに揺らせるイメージとなります。

また、声楽における理想的なビブラートは一秒あたり6回前後、といういい方をされることもあります。声門閉鎖と十分な声帯伸展、そして呼気圧などの条件が揃うような場合、ビブラートは無意識で自然にかかるとされています。それはこのような際に声帯の開閉部の位置が呼気の進行方向へ揺れるせいです。

ボイストレーニングで必ず必要となる「腹式呼吸」

ボイストレーニングで、必ず必要とされるのが、「腹式呼吸」です。
これは、演劇でも歌唱でも同じで、まず、腹筋を鍛え、しっかりした腹式呼吸ができるようになることを教え込まれます。
なにも、専門的にトレーニングする教育機関に限ったことではなく、中学校のコーラス部や、演劇部でも、同じように腹式呼吸を、最初のトレーニングにしているところが非常に多いです。
そのくらい、声を出すために、基礎として重要視されている部分なのだとも言えるでしょう。

多くの人が、なぜ、わざわざ、「腹式」がついているのか?と、首を傾げられるようです。
「呼吸は肺でしているのに、お腹で呼吸するってどういうこと?」という疑問を持たれる方もいらっしゃいます。
実は、あまり意識していないことですが、実は、呼吸には2つの違った方法があります。

呼吸の方法には、「胸式」と「腹式」の2種類があり、それぞれ、まったく違った筋肉や骨を使っていることが分かっています。
また、性別でも違いがあり、男性は腹式呼吸をする人が多く、女性は大部分が胸式呼吸ですが、妊娠すると腹式呼吸に変化するということも知られています。

「胸式呼吸」は、胸郭と言われる、肋骨周りの筋肉と肋骨を使って、肺を動かす呼吸方法です。
外から見ると、胸式呼吸をしているときは、胸周りの筋肉と骨が動くことから、肩が上下することで分かります。
「肩で息をする」など言う表現は、まさに胸式呼吸で、喘ぐように短い息をしている時の状態を表現した言葉です。

胸式呼吸は、その構造上、あまり、肺を大きく広げることができません。
また、一度に吸い込むことのできる空気の量も腹式呼吸と比べて少なく、その分呼吸数が少なくなりやすいという特徴があります。
一説によると、鼻で息をすると胸式になりやすいとも言われています。
胸式呼吸は、呼吸するたびに姿勢が崩れやすいという特徴もあり、これは、声を出すのに適していません。

一方で腹式呼吸は、腹腔と言われる、お腹の中の空間で、腹筋を使って横隔膜を上下させることで、肺を引っ張って動かす呼吸法です。
腹筋は胸筋よりも力があり、肺は、より強い力で動かされることで、胸式呼吸よりも大きく膨らむことができます。
これによって、大量の空気を送り込むことができるというわけです。
腹式呼吸は眠っているときなど、リラックスしているときに自動的に切り替わるという特徴もあり、精神安定にも大きな効果があることが分かっています。
分かりやすい例を挙げれば深呼吸がその実例です。

大きな声を出す歌唱のためには、大量の空気を一度に吸い込む必要があります。
人間は、声を発すると同時に息を吸うということは、身体構造上できません。

(息を吐きながら吸うことは、まったく不可能ではないのですが、相当のトレーニングを必要とします。ホルンの循環奏法という演奏技術は、この、「息を吐きながら吸う」という方法をマスターした人にしかできません)

同時に、身体を維持するためにも呼吸が必要になりますから、そのための酸素も供給しなくてはなりません。
そのためには腹式呼吸が最も適しているというわけです。

高い音を出すためのコツ

音域の広い歌を歌えると嬉しいものです。特に透き通った高音が無理なく出せると清々しい気持ちになります。
もちろん元から声の低い人もいれば高い声の人もいますが、トレーニングである程度までは音域を広げることができますし、
裏声を地声のように聞かせるテクニックもあります。
一応の目安はリップロール(唇をプルプル高速で振動させる)をする時に低音から始め高音へと移動していき、
もうこれ以上の高音は出せないというところまで行きます。
その高さは通常歌っている最高音よりも高いはずです。
その高さまでは出せる能力があるということですから、そこを目指して音域を広げていきましょう。

高い声を出す王道はまず呼吸法を徹底することです。
のどで無理をしても長続きはしません。
正しい呼吸法が徹底されれば地声そのものの音域も広がりますし、裏声を使うときにも弱弱しい裏声ではなくしっかりした広がりのある裏声が出せるようになります。
また地声と裏声の境を曖昧にすることができますので発声方法は違っても聞き手にはスムーズに低音から高音まで推移しているように聞かせることもできます。
しっかりと横隔膜を下げ、腹の底から声を出すことです。腹というよりも腰からと言ったほうがイメージしやすいかもしれません。
体に空気を入れる範囲を喉から肺、お腹、さらに横隔膜を下げて腰、足の付け根にまで広げると想像してみてください。
言葉で説明するのは難しいですが、実はこのような呼吸の仕方は無意識のうちにしていることがあります。
それは大きなあくびをする時です。あくびをする時は自然と喉からお腹の底までを1本の通り道にしてより多くの空気を体内に入れようとしています。
今度あくびが出たときには自分がどんな呼吸をしているかに意識を向けてみましょう。

しなやかで強い腹筋や背筋は無理のない発声には欠かせませんので、意識して鍛えるようにしましょう。
喉を緊張させるのではなく弛緩させ楽にします。
そして遠くの人に歌いかけるつもりで発声してみましょう。
この練習も毎日続けると徐々に音域は広がってきます。

裏声にはファルセット、ミドルボイス、ヘッドボイスなどに分類されるものがあり、また男性と女性では裏声を使う用途と発声法も異なることから目的にあったものを習得する必要があるのですが、上に挙げたようなことはどれにも当てはまるものですから毎日の練習に取り入れてみましょう。
音域が広がるだけでなく、声の質を高め、より「聞かせる」歌が歌えるようになります。