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ボイストレーニングの多様性

最近、その美容と健康効果が、俄かに世間の注目を集めているボイストレーニング。元々、アメリカが発祥地で、発声法の訓練として始まりました。あのケネディ大統領もプロのトレーナーの指導を受け、1960年の大統領選に臨みました。私たちの心に残る大統領就任時のスピーチは、ボイストレーニングの成果だったと言う訳です。他にも副大統領のリンドン・ジョンソン、スポーツキャスターCowdy、俳優のフェイダナウェイなど、著名な人々も名を連ねています。このようにアメリカでは、ビジネス界でも導入されている程、大変、ポピュラーなものです。日本では漸く、最近になり認知され始めました。歌手願望の人や既にプロとして活動している人、ビジネス人のためのレッスン教室など、それぞれ個人の目的に合わせて選択出来る場所が用意されています。又、自宅でも気軽に行える教材や、マウスピースなどのグッズも市販品からネット購入品まで、容易に入手出来るようになりました。ボイストレーニングの前の、身体を思いっきり伸ばす、首の軽い前後運動をする、この2つは心身の緊張を解すストレッチの役割がありますので、是非、試してみて下さい。ボイストレーニングを行う上で大事な事は、姿勢や立ち方です。真っ直ぐ背筋を伸ばして、正しい姿勢で立って下さい。猫背気味の人は消化器、循環器、呼吸器など、内臓機能を低下させてしまいます。その猫背で歪んだ背骨の改善に役立ち、肩凝りや腰痛の解消にも繋がります。呼吸の仕方も日常、私達が行う胸式呼吸とは異なり、息を吸った時にお腹が膨らむ、腹筋を使った腹式呼吸が主体です。この方法は歌を歌う時の呼吸法で、息のコントロールが可能になります。タングトリル(巻き舌、ルーと発音します)、リップロール(息を出しながら、唇をプルプルと震わせる)、ロングトーン(同じ音を伸ばす)、ミックスボイス(ミドルボイスとも呼ばれる、地声と裏声の混合)、ファルセット(合唱で歌うソフトな裏声)など、多様に組み合わされた練習法がありますが、中でもリップロールとタングトリルは、特に発音の上達に貢献する練習法だと言われています。発声の練習によって歌の上達や、声の質を高めてくれるボイストレーニングの素晴らしさに、私たちは気付きました。アメリカ同様、芸能やスポーツ界なども含め、マスメディアや医療の現場など、多様なビジネスの分野で今後一層、ボイストレーニングの需要は高まっていくに違いありません。

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ボイストレーニングによる腹式呼吸のやり方

ボイストレーニングで基本となるのは、腹式呼吸のやり方です。
これを学ばないとどんな歌を歌っても良い声が出るようにはなりません。
たとえ声の質が良くなかったり、ハスキーボイスだったとしても、腹式呼吸で訓練して
出るようになった声は、真っ直ぐに通る声に聴こえます。

腹式呼吸は胸式呼吸と違ってお腹を膨らませながら息を吸うので、姿勢も大切になります。
まず、真っ直ぐに立って両脚を方の幅に開きます。
お腹に手のひらを当てて、腹筋の位置を確認します。
この時、背中は真っ直ぐよりも少し反り返る形で、お腹を前に出した方が空気を取り込み易くなります。

次に息を吸うのですが、慣れないうちは鼻よりも口から息を吸った方がやり易いです。
一気に「はあっ」と吸うのではなく、口を小さくすぼめて「すぅーっ」と音を絞りながら吸っていきます。
お腹が膨らむのを確認しながら少しずつ吸っていきましょう。

次は息を吐く練習をします。
息の吐き方は細かく「はっ」「はっ」と、横隔膜を反動させて息を塊にして押し出すようにします。
この時は胸の部分を使わない様にして、気持ちを自分の喉の声帯の部分に集中させるようにすると
上手に息が吐き上がってくれます。
お腹がヘコヘコと上下して、器官の部分が振動するような手応えがあれば、上手に息が吐けています。

この息の上に声を乗せるのですが、最初は音程が無くても構いません。
お腹から空気を送り出しながら、「あ」の声だけを深く響かせるような気持ちで声を出しましょう。
喉が痛くならないようでしたらその次に「あ」だけでドレミファソラシドの音階を上がったり下がったり、
ゆっくりと繰り返します。

ここまで出来るようになれば、腹式呼吸で歌う準備ができました。
ところが腹式発声が出来ていても、いざ歌を歌うと胸式に戻ってしまう人もいるのです。
どうしてでしょうか、それは、音程をきちんと把握していないからです。
ズバリと音を出せずに探りながら声を出していると、自然と息が上の方、胸の方に集中してしまいます。
まずは歌いたい歌を完全に覚えて、メロディーを1音ずつ把握することから始めましょう。

サビの部分は殆どの歌で高音を出すようになっています。
最初は無理をせずに、サビ前まできっちり腹式呼吸で歌えるかどうかを確認しながら進めた方が良いでしょう。

最後に、ビブラートについて説明します。
声にかかるビブラートは、喉に負担をかけない様に息を抜く時に自然と声帯が振動して出るものです。
無理に上手に聞かせようと声を振るわなさなくても、腹式呼吸で歌の練習をすれば出来るようになりますので大丈夫ですよ。

良い声は良い姿勢から

ボイストレーニングは音楽的な要素が大きい一方、それ以上に体作りの要素が必要なトレーニングです。
体という楽器をフルに使って自由自在に音を出せるようになる必要がありますから、しっかりと強く良い楽器に鍛え上げる必要があるでしょう。

ボイストレーニングにおける体作りと言えば腹筋や声帯をきたえることが効果的だと思われがちですが、実はそれだけではありません。
一番効果のある方法は、姿勢の改善です。
というよりも、姿勢を改善しないことにはどのようなトレーニングを行ってもあまり効果が無いとすら言えます。
その理由は、声をうまく出すためには、必ず胸を大きく開いて楽な呼吸を行っていることが大切だからです。
では、声を出すために一番効果的な姿勢とは一体どのようなものでしょうか。

まず、脚を軽く開いて(というか楽にして)立ち、肩をなるべく下に落とします。
その時、決して背は丸めないでくださいね。
猫背気味の人は、腕を後ろに引くようにすると良いでしょう。

この姿勢をとってみていかがでしょうか?
呼吸がとても楽ではありませんか?
実はこの姿勢をとると、胸が自然と開き、喉の奥から声が出しやすくなるのです。
このまましゃべると、きっと響きの良い声が出ると思いますよ。
また、この姿勢をとっていると、肩から背中にかけてとても気持ちが良くはありませんか?
そうです。
この姿勢は首・肩・背中をほぐして血行を浴してくれるのです。
体が温まると、より一層声は出しやすくなりますね。

しかし、この姿勢を長く続けていると、段々と疲れて来ることに気付くと思います。
それがなぜでしょうか?
実はこの姿勢、胸を張り肩を落とすことで腹筋に力を入れないと体制をキープできない姿勢なのです。
故に、無意識のうちに腹筋が鍛えられてしまうのです。
とはいえ強烈な力が入るわけではありませんから、急にムキムキになるようなことはありません。
しかしながら、ジワジワとボディーブローのように確実に効いて来ます。
ですから、この姿勢を日々意識しながらとることで、気付いたら良い声が出るようになっていると言うことにもつながります。

常にこの姿勢をとる習慣が身についてから更に腹筋や声帯のトレーニングを行うと、高パフォーマンスで鍛えることができるでしょう。
特に声帯のトレーニングは、良い姿勢によって喉の奥から声が出しやすい状況にすることで喉に不必要な負担がかからなくなります。
すると、声帯に必要な負荷を与えながらも傷つきにくく疲弊しにくい状態で訓練を行うことができるのです。

腹式呼吸と正しい姿勢について

歌が得意ではない人は必ず1度
歌がうまくなりたいと思ったことがあると思います。

もともと音痴だから、音感がないからとあきらめがちですが、
歌はトレーニング次第でいくらでも上手になるものだと思います。
ここではヴォイストレーニングを紹介をしていきます。
正しくは、歌がうまくなる為のトレーニングではなく、
声で喉に負担を掛けず『深い声(響きの有る声)を出す』為の練習です。

基本から始め、できることを増やして行きましょう。

まずは基本となる、腹式呼吸の紹介です。

腹式呼吸は歌の練習だけではなく
血液の流れをよくしたり、血圧の上昇を防いで、新陳代謝を助ける役割もしてくれます。自立神経を安定させる効果もあり、ストレス解消にもつながります。
覚えておくと良いでしょう。

腹式呼吸を行う上で大切なことは
体の力を抜くことです。

1. ゆっくりと口から息を吐きます。
体の中の空気をすべて外に出すつもりで、ゆっくりお腹をへこませるようにして、時間をかけて吐きます。
吐ききったところで、さらにもう一度ハーッと息を吐き出します。
2. 鼻から深く息を吸います。
この時おなかを大きく思い切り膨らせます。臍から下腹部まで
空気でいっぱいになるイメージです。
3. 再び口から息を吐きます。
吸った時間よりも時間をかけて、長く、ゆっくりと吐き出します。
4. この動作・呼吸を繰り返します。

鼻から吸って口から吐き出すことが基本となります。

次に正しい姿勢を覚えましょう。

なぜ正しい姿勢が必要かというと
実は、声を出す時には、全身の筋肉を使っています。
私たちは日常生活を送る上で、体に余分な力が入っており、抜けなくなっています。
そうすると声にも歪みが出てきます。
余分な力や緊張を抜いて、自分の中の一番ノーマルな声を出すようにするのが発声練習となります。
そのためにまず正しい姿勢が大切なのです。

ヴォイストレーニングでの正しい姿勢とは
リラックスしている姿勢(立ち方・歩き方)のことです。

1. 両足は少し開き(10〜15cm)、つま先60度程開きいて立ちます。
2. 体重を親指の付け根に乗せます。
3. 膝の力を抜き、ゆるめます。
4 お尻の穴をキュッとしめて骨盤を垂直にします。.
5. 肩から腕は力をぬき、手をリラックスさせます。
6. 顔は少し上向きにし視点を定めます。
上にしすぎると、あごが上がってしまい声が出にくくなるので注意してください。

まずはここまでです。
歌を歌ったわけでも発声したわけでもありませんが、
基本となる大切なことなので、正しい姿勢と腹式呼吸をしっかり身につけましょう。