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ボイストレーニングで歌を上達させましょう。

実際に自分が行ったものでとても効果があったものを紹介したいと思います。すぐに上手くなることは難しいので長いスパンで見ましょう。まず言いたいのはがむしゃらにカラオケに行った所で歌は上達しないと言うことです。喉を潰すくらい歌えばなんて話もあるでしょうがそれも間違いです。なのでしっかりと基本から学ぶことをオススメします。

1番にすることは呼吸法です。おもいっきり息を吸ってリズムを取り8秒数えます。それで息を吐いてください。その後に息を3秒止めてください。そして次は8秒かけて吸います。それが出来たら16秒息を吐くようにします。同じように3秒止めます。また16秒かけて吸います。初めはとてもきついですが、呼吸をコントロールすることでこの秒数を伸ばす事ができます。
歌は息の上に乗っているのでこの練習法はとても勉強になります。

それが出来るようになれば腹式呼吸を練習します。文字通り腹での呼吸です。正確には人間の体にある横隔膜を強く下に下げることが出来るようにする呼吸法で、ボイストレーニングには必須の基本の呼吸法です。腹式呼吸は寝た状態からどんどん立って先ほどの呼吸を横隔膜を意識してやってみてください。立って出来るようになれば完璧です。

次には歌う時のコツになります。コツと言ってもいろいろですが私が教えるのは歌う姿勢です。歌う時の両足の位置は肩幅程度です。そして肩の力を抜いて両足でしっかり立ちましょう。自然体が一番です。もう少し細かく言うと背骨が一個一個積み上げられてまっすぐな状態で歌うのが一番です。高音を出す時に顎が上がってしまうのはNGです。なんでも顎は引いた状態がベストですね。低い声は胸で響かせるイメージで歌って見てください。

以上の事が出来たら次は自分の声を携帯や、テープレコーダーなどで録音してみましょう。そして自分の音をしっかり把握して音が外れる部分の研究をします。一番いいのはお持ちの方はピアノ、ギターなどで何度もドレミ・・・を引いてその音感を体にしみこませることが大事だと思います。音感に慣れていきますね。音を聞き分けられることでハモリというテクニックも身につきやすくうなります。

最後に感情表現です。聞く側に歌を聞かされてると思わせるくらいの感情表現を養いましょう。
歌に感情移入することがここでは大きなポイントになります。
悲しい歌なら悲しい、楽しい歌なら楽しく、心から照れずにしましょう。
まっすぐな気持ちは聞く側の心を撃ちぬくものです。
以上のことで歌をもっと上手に歌いましょう。

ボイストレーニングの基礎

歌をうまくなろうと、様々な技術を学ぶことももちろん重要ですが、何より大切なことは歌を楽しむ気持ちです。この楽しむ気持ちがないと、どんなにトレーニングをしても空回りになりますし、何より歌っている歌にもそのことが表れてしまします。技術を得ることも大切ですが、まずは楽しむ気持ちを忘れずに、トレーニングをして下さい。
さて、楽しむ気持ちが大切なように、歌を歌うには自分自身がリラックスをして、肩の力を抜かなければいけません。緊張してしまうと肩やのどに余計な力が入り、上手く発声できないばかりか喉を傷めてしまうことにも繋がります。実はこのリラックスをすると言うのが、ボイストレーニングの一番の基礎となります。プロの歌手は、例外なく自分のリラックス方法を分かっており、歌を歌っている時は一番リラックスした状態で歌っています。このリラックスの方法はその人それぞれによって異なるので、一概にこれがいいと言うことはできませんが、自分なりのリラックス方法を見つけることも、トレーニングの一部ということも事実です。
また歌う前にリラックスするのも重要ですが、歌う姿勢も重要になります。プロの歌手の方を見ても分かる通り、歌い方というのは千差万別です。その人それぞれに合った歌う姿勢があるのはもちろん、歌う楽曲によっても異なってきます。ですから、歌い方の教科書にあるような背筋をぴんと伸ばし、大きく口を開けて歌うと言うのは、間違いではありませんが正解でもありません。そもそも歌う楽曲によって力の入れ具合は異なるのですから、一つの歌い方を指定することの方が無理なのです。もちろんプロの歌手の方は基礎があっての歌い方ですから、こういった基本の姿勢を学ぶこと自体は間違いではありません。
おススメのボイストレーニング方法に、ボイスレコーダーを使ったトレーニングがあります。こういったレコーダーがなくても、スマートフォンのアプリなのでも代用できますから、ぜひ自分の歌声を聴いてみることをおススメします。というのも、こういったレコーダーを通して聞こえる声が、実際のあなたの声だからです。自分普段思っている声とは、ずいぶん違う声に聞こえますが、レコーダーを通して聞こえる声が本当のあなたの声です。おそらくいろいろな欠点が見つかりやすいいはずです。初めは恥ずかしいですが、客観的に自分の声を分析できる手段なので、ぜひボイスレコーダーを使ってみましょう。千里の道も一歩からという言葉もあるように、コツコツと続けることが上達のカギです。