Monthly Archives: September 2012

腹式呼吸をマスターしたい!基礎知識とただしいカラダの使い方

いい声を出すためには、何と言っても「腹式呼吸」が重要です。
ただし、呼吸法さえマスターすれば完璧、というものでもなく、
「腹式呼吸」をふまえた上手なカラダの使い方を覚えていくのが、
本当の意味での「ボイストレーニング」といえます。
今回は、腹式呼吸の基本的な知識を説明したうえで、上達のコツをお話します。
そして、本当は教えたくない「腹式呼吸をベースにした正しい声の出し方」について、
こっそりお教えいたします。

「腹式呼吸」とは、胸の筋肉を動かさずにお腹に空気を入れて呼吸をすることです。
華から徐々に息を吸い込んでいき、おへそのところに息を到達させるイメージです。
腹式呼吸がうまくできるようになると、呼吸の際に肩や胸は動きません。
お腹に空気が届いたら腹筋を使用して、空気を維持する訓練をします。
腹筋と背筋を鍛える事で、吸い込んだ空気をコントロールする感覚を養います。

この「空気をコントロールできるようにする」という部分が、
ボイストレーニングでいきてきます。
空気をコントロールできるようになると、うまく「息を使って」声を出す事が可能になります。
ここまできてはじめて、声量あるのびのびとした発声をすることができるというわけです。

最後に、息を吸うときの上手なカラダの使い方を説明していきます。
「お腹に息を届けよう」と意識するあまり、腹筋ばかりに気をとられてしまうのはNGです。
腹筋と背筋を同時に使用することで、お腹の下の方「丹田」と呼ばれる箇所に負荷をかけるイメージです。
カラダの重心が下に下がると、足を踏ん張ったような状態になり、
パワーのある声が出るようになります。
上手にできれば、重いものを持ち上げる瞬間のような感覚がするかと思います。

普段使わない部分の筋肉を使用するので、
最初のうちはただ息をするだけで疲れてしまうほどの運動量があります。
ずっと続けていると、だんだんその状態が自然になってきて、
意識しなくても声を出すときにはカラダを同じ状態に持っていくようになっていきます。
ここまでくれば、いつでも素敵な声が出せる状態です。

ボイストレーニングを甘く見ていた方は、過酷さに驚くかもしれません。
実は、ボイストレーニングはジムに通ったりジョギングをするのと同じ位大変なエクササイズなのです。
続けていれば素敵な声と引き締まったからだが同時に手に入ります。
とくにお腹に効果があるので、ウエストラインが気になる女性にはもってこいだと思います。
良い事尽くめのボイストレーニングに、ぜひ挑戦してみてください。

初心者向けのボイストレーニングをしてカラオケの点数アップ

“歌がうまくなりたいと思っている方はどんどんと増えてきています。
しかし、なかなかカラオケがうまくなるということが難しいことも多くなっています。
なかなか独学で歌がうまくなるということは大変な事です。
例えば、自分で音程がずれていることに気づかないようなこともあるのです。

そこで注目していくものとしましては、ボイストレーニングというものがあります。
そのボイストレーニングについてですが、きちんとしたスクールというものがあります。
そういったところには専門の講師の方がいらっしゃいますので、
基礎から教えていただくことが可能です。
カラオケを上手く歌える専門のコースもあります。
一方で、プロを目指すようなプロフェッショナルなコースも存在しているのです。
基本的にカラオケを上手くなりたいという方は、
初心者向けのボイストレーニングコースを選択していくことになります。

初心者向けのボイストレーニングですが、
特に目的がカラオケだとしますと裏声についての練習を行っていきます。
実はカラオケを上手く歌う秘訣というものは、裏声にあるのです。
歌を歌ってみると分かるのですが、必ず曲には盛り上がりというところがあります。
高音で歌うような場面があるのです。
いわゆるサビという部分が存在をしています。
そこはかなり高い音を出していかなければいけません。
しかし、高音を使いこなせていませんと、そこで声が裏返ってしまいましたり、
かすれてしまうということもあるのです。
気持ちよく歌いたいのにそれでは非常に残念なことになってしまいます。
ですので、ボイストレーニングの初心者コースでは、
裏声を出していく練習をしっかりと行っていくのです。

特に上達するかしないかはその高音の出す時に、
その高音の領域で音程を上下できるのかということです。
裏声で、音程を合わせていくようなことも必要になってくるというわけです。

このトレーニングは、ピアノなどで音程を変えながら、
その音程に合わせて高音を出す練習方法が効率的です。
また自宅でテープなどで録音をして、
高音がしっかりと出せているのかの復習も行っていくとさらに効率的です。
結果としまして、いい声が出せるようになりますと格段にカラオケがうまくなります。
そして自分でも楽しめるようになります。
高音はそれだけ大事なものですので、
初心者ボイストレーニングコースを選択して、
確実に良い音程が出せるように練習をしていくべきです。
高音で音程を上下できるようになりますと、カラオケの点数もアップします。

ボイストレーニングの基本について 〜姿勢・腹式呼吸〜

こんにちわ。
ボイストレーニングで重要な、いくつかの方法に関して解説していきたいと思います
まず、ボイストレーニング、即ち美しい声を奏でることを目指すということは、
呼吸の在り方を改善していくことにあります。

あとは、姿勢、目線、歩き方なども改善する点があったりしますが、
まずは呼吸に関して解説していきましょう。

呼吸とはすなわち、外にあるエネルギーを内に引き込んで吐き出す行為です。
なのでこれを浅くしてしまうと、外から得るエネルギーも、吐き出すエネルギーも小さくなってしまいます。
ですから、これを、深く行います。
具体的には、まずおなかに空気がいっぱいたまるのを想像して、スーツッと空気を吸い込みます。
この時、イメージしやすいようにすーっ、と、実際に声に出してやってみるのもいいかもしれません。
そしてその状態で一秒間キープします。これは物事をゆるやかに行うのを目的としており、
ひと段落置くことで次の吐くという行為をよりスムーズに行えます。
そして空気を吐き出します。このときも、ふーっ、と、実際に声に出してやってみるのがいいかもしれません。
ここは、それぞれ10〜30秒間を目安として、ゆっくり行ってください。
これが腹式呼吸というもので、まさに腹を、そして全身を使って呼吸する呼吸法なのです。
この際、できるだけ目線は上の方に保っていてくださいね。空気を吐くときは、下の方に持って行ってもいいでしょう。

次に姿勢についての訓練をしていきます
まず、リラックスしてください。だらーっっと、するのではなく、リラックスするのです。
そう、例えるなら宙に浮いている感じで、体全体が軽くなっているのをイメージてください。
その状態に体中に存在する筋肉に微弱な電気を流すイメージです。そうやって姿勢を保ってください。
目線は上を向き、どちらかの足を少し後ろに下げるといいでしょう。
手は力を抜いた状態でおなかの前に緩やかに交差させます。
こうすることで発声する際のおなかと体の振動を感じることができ、よりスムーズに、かつ自信を持って発声練習を行うことができます。
力を籠めたいときは、手をほどいてみてもいいでしょう。

その他注意すべき点として、普段から姿勢をまっすぐして歩いたり、生活することを心がけてください。姿勢が悪い状態で何かをするようなことは、できるだけ避けてください。
目線は上を向き、背をまっすぐ伸ばしてすべてを行うことが理想です。
こうすることで心身ともに前向きになり、精神的にも、肉体的にも美しい声を出すという行為のための基本が整っていきます。

ボイストレーニングというのは、どのようなものでしょうか?

ボイストレーニング(ボイトレ)というのは、どのようなものでしょうか?
まず、最初に基本的な話をしましょう。
一体、ボイストレーニングとは、本当に何なのでしょうね。
元来は、ボイストレーニングは、俳優や歌手、声優、あるいはそのような仕事をしようと思っている方、アナウンサーなどのように、主として仕事を行うために声が影響を及ぼすというような方が行うことが多かったそうです。
その方がどうしてボイストレーニングを行う必要があるのでしょうか?
例えば、運動選手は、よく筋肉のトレーニングを行いますね。
野球選手ならもっと遠くへボールが投げられるように、マラソン選手ならもっと速く走れるように、棒高跳びの選手ならもっと高く飛べるようになどのようにということです。
おのおののスポーツにとって必要な筋肉をトレーニングします。
筋肉はトレーニングすると、それだけ発達して、自分が思っているようにコントロールできたり、もっと細かいペースの配分ができたり、力を加減することが自由にできたりするようになります。
きちんと筋肉のトレーニングを行わないで、様々な運動を行っても、自由に走れなかったり、よく投げられなかったりします。
では、声についてははどうでしょうか?
声を出すには、声帯というものを振動させる必要があります。
声帯を振動させるには、呼吸を行う必要があります。
様々な声質や歌声を使うのに、呼吸をいろいろなペースで行います。
そのためには、横隔膜を自由にコントロールしなければなりません。
横隔膜を自由にコントロールができないと、呼吸が浅くなって自由に声がコントロールできないので、それだけ、喉を傷めたり力が肩に入ったりと、他の体の箇所がカバーしようと作用してしまいます。
そうなると、喉を痛めたり声帯に負担がかかったりして声が出なくなる場合もあります。
そのため、自由に声を使いこなすには、自由にコントロールできるように横隔膜をトレーニングする必要があります。
また、横隔膜がトレーニングされてくると、横隔膜の上下の運動が大きくなるため、足腰や下腹部の支えもトレーニングしなくてはなりません。
柔らかい息や鋭い息などに対する柔軟な声帯というものも必要になってきます。
このようにして作られた声を共鳴させるために、鼻腔や口腔の空間を綺麗にする必要があります。
ボイストレーニングとは、声をコントロールするために筋肉を鍛え、声自体の扱い方をマスターするために必要なのです。

お相撲さんは歌が上手

お相撲さんは歌が上手の人が多いことで知られています。
体が大きく肺活量も大きいので、声量が大きいことが上げられます。また体は楽器と同じく共鳴体なので体の大きいことは、
いい響きをもたらします。これは有名なオペラ歌手の体格を見てみても良く理解できます。

日本の歌手でも高音域が得意な歌手は必ずしも体格がいいわけではありません。例えば女性歌手の大橋純子などは圧倒的な歌唱力がありましたが小柄でした。一方男性で声量のある熱唱型の歌手例えば尾崎紀世彦などは背は高くなかったものの胸板の厚いがっしりした体型でした。

高音域は喉だけで歌えますが、低音域まできちんとした声量で歌うためには、きちんとした腹式呼吸による発声練習が
必要です。お相撲さんの歌が上手なのは、高音域に声量があるのはもちろんですが、低音域の響きがすばらしいからに他なりません。

男性の場合はこの低音域をいかに響かせられるかが、上手に歌を歌えるかどうかの大きなポイントになります。歌の上手な歌手は一般に音域が広い特徴があります。したがって他の歌手の持ち歌を真似して歌うのも上手です。五木ひろしや森昌子は歌の上手な歌手ですが他の歌手の物真似も上手です。
また美空ひばりは音域が広く、特に低音域が広いことで知られています。

ですから素人も歌を上手になろうと思うなら、まず自分の音域
を広げるトレーニングをすることです。特に低音域の音域を広げることです。このためには先の腹式呼吸による発声法を
マスターする必要があります。

腹式呼吸をするためには、意識して横隔膜を上下させます。まず吸うのではなく息をゆっくり長く吐き続けもうこれ以上はけないところで横隔膜を上にあげながら鼻から息を吸い込みます。吸い終わるときはお腹がへこむのが正しい複式呼吸です。

通常は胸式呼吸をしていますので、意識的にやらなければ腹式呼吸はできません。腹式呼吸は副交感神経を活性化しリラックスさせる効果があります。したがって寝るとき布団にはいってから練習するのも効果があります。

低音域を広げるためには、低音域が得意な歌手の持ち歌を練習するのが効果的でしょう。男性ならフランク永井などです。低音域が広がるようになったら高音域まである歌で練習して全体の音域を広げていきます。お相撲さんが歌が上手なのは、まだ大きく歌えるのに余裕を持って声をだしているからです。全力で声を出す人は安定した声で歌えません。大きな音量で歌えるようになって、お相撲さんのように声をセーブしながら余裕を持って歌えるようになるのが理想です。

ボイストレーニングとは

ボイストレーニングについてご説明したいと思います。
ボイストレーニングは歌手や声楽家など、声に関する職業の方ものと思ってはいませんか。
しかし、ボイストレーニングはカラオケを上手に歌いたい方や、普段聞き取りにくい声の方にも効果のあるものです。
ボイストレーニングは声の質を高めていくものと言えます。
声の質を高めていくと、今まで出なかった高い声や、ハリのある伸びやかな声が出るようになります。
声が暗い、声が小さいという事で悩んでいる方は意外と多いものです。
ボイストレーニングをして、そのようなコンプレックスを解消してみませんか。
声の印象が良くなると、全体の印象も変わってきます。
明るく印象の良い声は、その人の印象そのものまで良くします。
ボイストレーニングは、教室に通って習うという方法もありますが、自宅でトレーニングするという方法もあります。
そこで自宅で気軽に行えるボイストレーニングの方法をご紹介したいと思います。
まず、ボイストレーニングを行う場合は、背筋を伸ばして行います。
その時に、無駄に体に力の入らないようにします。
また、ボイストレーニングを行う前に軽くストレッチをしておくと良いでしょう。
次に、複式呼吸をしていきます。
腹式呼吸はボイストレーニングの基本です。
腹式呼吸は、へその下にある丹田を意識して行います。
鼻からゆっくりと息を吸っていきます。
丹田を意識して、お腹に空気がたまるようにゆっくりと吸っていきます。
十分に息を吸ったら、次に吐き出していきます。
吐き出す時は、口から吐き出していきます。
口からゆっくりと息を吐き出します。
お腹の中の空気を全て吐ききります。
こういった腹式呼吸を10セットほど繰り返して行います。
腹式呼吸を毎日行っていくと、腹筋が鍛えられて声がよく出るようになります。
初めは要領がつかめないかもしれませんが、毎日続けていくと段々と出来るようになります。
10分くらいでも毎日続けましょう。
腹筋が強くなると、声がコントロールしやすくなります。
腹式呼吸は内臓も強くなるので、体力をつけたい方にもおすすめです。
次に声を段々と大きくしていくボイストレーニングもおすすめです。
最初は大きな声はなかなか出ませんが、トレーニングしていく事で段々と出るようになっていきます。
その時には、喉で声を出さないように注意しましょう。
ボイストレーニングをする時は、喉を傷めないように注意して行う事が大事です。
喉が痛いな、と思うときには無理せずに行いましょう。
ボイストレーニングは、明るくハリのある声を手に入れるのに有効なトレーニングです。
無理せずに行う事が、長続きする秘訣です。

ボイストレーニングで音痴を治してみよう

カラオケに行ってみようかと思っても、音痴であることがコンプレックスになってしまいなかなか行くことができないという方は、多いのではないでしょうか。そこで、このような悩みを持っている方は、ボイストレーニングによってこの悩みを解消してみることをおすすめします。ボイストレーニングと聞いて難しいものを想像するかもしれませんが、ボイストレーニングは一人でもできるものなのです。
まずボイストレーニングを始める前にすることは、運動と同じようにストレッチです。ストレッチが本当に必要かと思われるかもしれませんが、このボイストレーニングに関するストレッチというものは、ボイストレーニングによる効果というものを大きく上昇させることのできる重要な役割を持っているのです。そして、このストレッチが終わったのであれば、次は肺活量を鍛えていきましょう。いくら歌が上手になったとしても、息が切れ切れの状態では満足に歌うこともできません。そこで、息を意識的に操作できるようになりましょう。この操作をするためにはまず、大きく生きを吸い続けて大きく息を吐き続けるという、非常にシンプルなトレーニングをおすすめします。これによって、大きく肺活量は鍛えられていくことでしょう。また、できればこの作業と同時に筋トレもしておくと、更に良いです。
この基本が終わったのであれば、次は、音程を合わせていきます。この音程というものは、歌に自信がない方にとっては最大の強敵でしょう。しかし、逆を言ってしまえば、この音程さえクリアしてしまえば、もう音痴で無くなるのは目前であるということができるのです。この音程を合わせる作業の一つとして、一度歌ってみて録音してみましょう。そして、自分と元の歌とどこがどう違うのかということを、再認識することによって音程というものは大きく良くなっていくのです。また、この時きちんと鍛えた肺活量で声を出すことも重要です。これができなければ、一度基本の肺活量を鍛える作業に戻ったほうが良いでしょう。
付き合いでカラオケに行く機会というものも、多くなってきます。そこで恥をかかないためにも、早い段階から音痴に対して取り組んで見ることが重要なのです。今、この音痴に悩んでいる方は、このようなボイストレーニングによって、悩みを解消することができるかもしれません。迷ってみたら、一度体験してみてはいかがでしょうか。損は決してすることはありません。

ボイストレーニングを始めるか考えるにあたって

ボイストレーニングとは声を改善、上達するためのトレーニングを指します。
では、その改善とは何でしょう。
日本では歌手やアナウンサーなどの仕事柄、声を使う役業がたくさん存在します。
そしてボイストレーニングとはそのような専門的な方たちのためにあるトレーニングだと思われがちですが、
アメリカでは声が小さい、発音が悪い、もっと男らしい低い声を出したいといった理由で
一般の方たちでもボイストレーニングは行われています。
なので仕事に関係なく、自分の声にコンプレックスがあれば誰でもボイストレーニングをやれる資格があります。
しかしボイストレーニングとは見た目に合わず激しいものです。
そこで今回はボイストレーニングを始めるまでの下準備のようなものをご紹介いたしますので、
この記事を見て試してみるか検討していただければと思います。

〜体力をつける〜
もう一度言います。ボイストレーニングは激しいです。
厳しいといっても若い方なレベルだと思いますが、40代あたりになってくると少しきついかもしれません。
しかしある程度の体力があれば年は関係ありません。
自分の体力に自信がない人は運動をして、少し体力をつけてみてはいかがでしょうか。

〜自分の目標を決める〜
プロの職業になりたい人はそれ対応のプランが立てられ、
一般で声のコンプレックスを克服したい人もその目標に応じたプランが立てられます。
自分の目標(目指すこと)がないと練習方法も定まりません。
明確な目標を決めてからボイストレーニングに励むことが出来ます。

〜練習方法を選ぶ〜
方法といっても大きく分けて2つしかありません。
さらにその大きく分けた一つの方はたぶん、だれも選びません。
その方法は自己練習です。
要するに自分の独学(本などの情報を通して)で練習するという方法です。
ボイストレーニングというのは素人じゃわからないような専門的な練習が多く、
本などの文字媒体だけじゃ分かりづらいところもあります。
普通の練習方法は教室に入るか専門の指導者を付けるといった方法になってきます。
そして、ここで大事になってくるのが自分が信頼でき、ある程度の実績がある指導者を探すということです。
ボイストレーニングはたくさんの種類があり、指導者にも得意苦手があるのです。
自分が望んでいる指導に実績がある人が望ましいです。
このような指導者が探すには情報が大切です。
そして情報だけでは分からなかったら、一度その指導者に体験を申し込んでみましょう。
教室だったら体験を申し込み、よい指導者が見つかるかもしれません。

〜最後に〜
このようにボイストレーニングは簡単なものではありません。
しかし本当に自分が強い意志を持てば、きっと目標は達成されることでしょう。

ボイストレーニングの始め方について

ボイストレーニングは誰にでも気軽に出来るものです。
ボイストレーニングと聞くと、敷居が高いものと考えがちですが、そんな事はありません。
プロの方が、ボイストレーニングを受けているように考えてしまいますが、色々な方がボイストレーニングを実践しています。
ボイストレーニングを実践している方の目的は様々です。
もちろん歌が上手くなりたい、とボイストレーニングを実践している方が多いと思います。
歌が上手くなるためには、やはりボイストレーニングが効果的です。
また、話す事を職業としている方にもボイストレーニングを実践している方は多いでしょう。
アナウンサーやキャスターなどが、発声方法としてボイストレーニングを取り入れています。
やはり、弱々しい声より、はっきり聞きやすい声の方が、聞き手にも話の内容が理解されやすいと思います。
また、一般の方でもボイストレーニングを実践してみると、色々な場面において役に立つものです。
もちろんカラオケなどで、歌を歌う時、上手に歌う事が出来たら、カラオケを心から楽しむ事が出来ますよね。
歌を上手に歌いたい、という事は誰でも思っている事ではないでしょうか。
また、仕事で営業をしている方なども。はっきり話せるという事は仕事において大変重要な事と言えます。
そんなボイストレーニングですが、どのように始めたら良いのでしょうか。
ボイストレーニングは、まず腹式呼吸をマスターするところから初めてみてはいかがでしょうか。
歌唱力をアップさせるために、欠かせないのが腹式呼吸の会得です。
通常、私たちは胸式呼吸と呼ばれる呼吸をしています。
胸式呼吸は酸素を取り込める量が少ないのです。
ですから、歌を歌う場合は何度も息継ぎをしなくてはいけません。
一方、腹式呼吸は一度に酸素をたくさん取り込めるので、息継ぎが少なくて済みます。
また、力強い声も出せるようになります。
腹式呼吸は、まず鼻で吸って口で吐く、という事から意識して初めてみると良いでしょう。
さらに、息を吸い込む時にお腹を膨らませて、息を吐く時にお腹をへこませてみて下さい。
最初は違和感があるかもしれません。
しかし、続けていくうちにコツがわかってくると思います。
呼吸に気をつけているだけでも、ボイストレーニングになります。
また、どうしても腹式呼吸が身につかない場合、筋力トレーニングを取り入れてみるのも効果があります。
特に上半身の筋肉を鍛える事によって、複式呼吸が身につきやすくなります。

声出しと腹筋をセットで鍛えると歌が上手くなる

カラオケなどで歌がうまい方がたまにいますが、なぜ素人でも上手に聴こえるのかといいますと、それは声量によるものが大きいです。あまりにも音程が外れていてはいけませんが、少しくらい音程が外れていても、ある程度の声量があり、メリハリがある歌声だと誰でもそれなりに上手に聴こえます。

その声量の出し方として一番いいのが、声だしと腹筋の鍛錬です。声だしはお腹から出しても胸から出してもいいですが、ポイントは、なるべく強く口先だけではなく、体の奥から声を出すように心がけます。

声だしの練習方法としては、立つときはまっすぐ立ち足は肩幅に広げます。ゆったりと肩の力を抜きつつ背筋は伸ばします。頭のてっぺんから糸で吊るされているようなイメージをも持ち、まっすぐ立つように心がけます。次に口を大めに開き、「あ」や「ら」といった言葉を、最初は小さく区切りながら、体の深部から声を出すように発声練習をします。

小さく区切って発音する練習が終ったら、今度は3秒、5秒、10秒と段々と長く声をキープ出来るようにしていきます。この時も体の深部から声を絞り出すように発声練習をするようにします。

以上の発声練習だけでも、声を出す時の筋力は鍛えられますが、それだけではちょっと物足りません。その物足りなさを補うのに腹筋を行います。腹筋を鍛えるといっても、カッチカチに鍛えるのではなく、柔らかく声を出すのに適した腹筋の鍛え方をご紹介します。その鍛え方とは、V字腹筋といって、仰向けに寝てお尻を支点にして、上半身と下半身を45℃くらい上げてそのままの体制を保ち、発声練習をするという方法を用います。

この方法だと、腹筋に力を入れた状態で声を出す練習になるので、より体の深部から声を出す事が出来るようになるのです。普段それなりの声量で歌を歌う時には、腹筋に力が入っているのですが、V字バランスをしながら声だしのトレーニングを行うと、より負荷が掛かった状態で声を出しているので、実際歌う時には負荷が減るので声を出すのがとても楽になるので声量が増すのです。

以上のように、普段より腹筋を鍛え、更にその状態で体の深部から声を出す練習をしていると、実際に歌を歌う時にはかなり簡単に大きな芯の通った声が出せるようになります。芯の通った声が出せるようになると、後は音域が狭くても声の大小で歌が歌えるようになるので、以前とは見違えるようにうまく歌が歌えるようになります。是非練習してみて下さいませ。