Monthly Archives: April 2013

腹筋を鍛え、滑舌をよくしましょう

腹式呼吸はできるけれど、いまひとつ声量に自信がない、
音程は取れるけれどもっと滑舌をよくしたいというあなたに、
効果的な発声練習をお教えいたします。

まず、簡単なエクササイズで腹筋を鍛えましょう。
足を肩幅に開いてみぞおち辺りに手を当て、腹式呼吸をします。
最初は3秒かけて息を吸い、2秒止め、15秒かけて吐いていきます。
そして、息を吐くときに歯の隙間から「スー」と音(咽喉から出す声ではない)を
出しながら行うとわかりやすくなります。

腹式呼吸がうまくいくようになってきたら、徐々に呼吸のスピードを上げていきます。
吐く時間が短くなるにつれ、一度に吐く空気の量は多くなります。
空気を吐くときは、その量が一定になるようにしましょう。
つまり、長い間吐くときは一定の細さ・少なさで、
一気に吐くときは一定の太さ・多さで吐ききります。
このことに留意しておくと、声を出したときに一定の声量を保って歌うことができるからです。
最終的に、「スッスッスッスッスッスッ」と1秒に1回のペースで吐きます。
このエクササイズを、少しずつ、1日置きくらいに続けてみてください。
最初は胃のあたりの腹筋が筋肉痛になると思います。
いつもエクササイズの最後は、うつぶせの状態から腕を立てて天井を仰ぎ、
アシカのように「伸び」をして腹筋を伸ばしてください。
整理体操の代わりです。

さて、滑舌ですが、こちらは早口言葉や演劇で役者さんが行う
「アエイウエオアオ カケキクケコカコ サセシスセソサソ……」という
発声練習が効果的です。
この時も、丹田(おへその下)に力を入れ、
腹式呼吸で自分の息が真っ直ぐ前に飛んでいくことをイメージしましょう。

そのとき、ア行とワ行、カ行とハ行、サ行とタ行、ナ行とラ行、マ行とバ行など、
聞き分けにくい子音の差異を明確に発音することを意識します。
たとえば、ワ行の発音は一旦すぼめた唇を一気に開けるようにしたり、
ハ行は咽喉を特に開けて勢いよく息を吐き出したり、
タ行は舌を歯の裏に当てて素早く話したりといったことを心がけていくと、
随分違いが明確になってくると思います。

鏡を見て発音するのも効果があります。
たとえば、「お」という発音をするのに、
わたしたちはしばしば「う」の口をしています。
少し口の形を意識するだけでも、歌うときには大きな差が出てきます。

早口言葉も、最初はゆっくり正しく発音し、
徐々にスピードを上げていくのがおすすめです。

いずれの場合も、腹式呼吸を忘れず、
咽喉を労わりながらお腹から声を出してください。

歌が苦手な人にもボイストレーニング

歌が苦手と言う人も多いかと思いますが、その原因はいくつか考えられます。
音程が合わない、高音や低音が出ない、声量が足りない、リズムが合わない等色々考えられます。

そんな人の為に、ボイストレーニングをしてみる事をお進めします。
ボイストレーニングする事で、腹筋や横隔膜が鍛えられ、正しい発声方法が身に付くからです。

まずボイストレーニングの基本姿勢について、書いていきたいと思います。
声を出す時に、下を向いていてはのどが塞がって、上手く出す事はできません。
遠くに声を届ける感じで、目線も遠くに向けます。
これを意識するだけで、声がこもる事は無くなります。

次に、正しい音程感覚を身につける方法です。
CDなどを聞いて、そのままその音程を出せればいいのですが、
外れた音で歌ってしまう事も少なくありません。
それこそが音痴の一番大きな原因です。

音程感覚を鍛えるには、ピアノやギターなどの楽器を使い、
その音に合わせて発声するのが効果的です。
楽器が無い人でも、スマートフォンで無料の楽器アプリがあるので
それで代用するのも手です。

その練習に慣れてきたら、今度は実際に歌ってる自分の声を
録音して聞いてみましょう。
録音された自分の声は、自分の耳で聞いている声とは違って聞こえます。
しかしながら、それが本当の自分の声なのです。

楽器に合わせて出しているときは、何となく合っているように感じても
録音された声はズレている事があります。
毎回録音して、客観的に聞く事で、音程のズレを修正していきましょう。

音程感覚を鍛えると同時に、音域を広げるトレーニングもしましょう。
声を出す時には、のどの筋肉、腹筋、横隔膜を使います。
それらを鍛える事で、音域が広がり、高い声や低い声が出しやすくなるのです。
その全てに必要な要素が、複式呼吸です。

腹式呼吸をしながら、その状態で声を出す練習をします。
自分の出しやすい音「らー」でも「あー」でもいいので、一日に数回
声を出して鍛えます。

「あー」と言いながら、声を上げ下げしていきます。
「あーあーあー」と限界まで下げたら、今度は限界まで上げていきます。
これを一日数回練習する事で、気づかないうちに音域が広がっています。
これも音程感覚を鍛えるついでに、楽器を使って行うと、より効果的かと思います。

ボイストレーニングは音痴を直すだけではなく、プロの歌手でも行っている
トレーニングです。
地道に努力する事で、必ず結果につながります。
それを信じて頑張ってください。

ボイストレーニングでビブラートを少し出来る人の練習法

歌が習いたいから大体の方はボイストレーニングに行くのだと思うのですが、少し出来る人も中には多いのではないかと思います。そういった方にオススメなのは少しかけれるビブラートのコントロールの仕方のボイストレーニングです。これはスクールでも教わることですが自宅でも充分練習が可能なことなので是非、実践してビブラートを自由自在に出来るようになってほしいです。

ビブラートがかけれる人は他の人よりもポテンシャルが高いのか練習が実を結んだ人だと言えますね。そこでワンランクアップした練習になります。ビブラートは自分でかけるかかけないかとコントロール出来るものなのですが操るには体や喉の使い方を知らないとできません。うまくビブラートがかからないのです。
そしてビブラートにも種類がたくさんあります。例えばビブラートも歌い手によってさまざまです。ある歌手はビブラートのスピードが少し早い時があります。ビブラートが早い場合は少し神経質で興奮気味に聞こえたりします。それは曲によって使い分ける事が出来るのであれば激しさ力強さを感じさせたい曲に合わせて使うことでより臨場感のある印象を与えることができます。

ビブラートで2種類を使い分ける練習をしてみましょう。音量でビブラートをかける方法と音程を買えるビブラートの2種類です。
歌の音量を使いビブラートをかけるボイストレーニングは練習の時に歌ではなく1音を長く伸ばす事を心掛けましょう。
ビブラートというより音を大きくしたり小さくしたりという練習になります。この上下運動を少しずつ感覚狭くして行くことで歌のビブラートになって行くのでしっかりと勉強してみて根気よくしてみてください。
続いては音程のビブラートです。音程の波状を揺らすビブラートになります。
歌で声をキープしていると音程は自然に上下高低に動くものです。上手く発声のボイストレーニングができていてビブラートがしっかり利くのであれば勝手に大体声の波というのは1秒間に6回上下します。正しいビブラートは毎秒6回揺れます。これは重要なことなのでしっかり覚えて置いてください。
ビブラートは早すぎることも遅すぎることもあまり好ましくないと言うことですね。

この1秒間6回のビブラートの声をうまく習得して歌うことが出来れば、皆さんからやり方を教えてほしいや、すごいと思われる様なボーカルになれると思います。
少しスキルアップした練習で他の友達などに差をつけてみましょう。

歌を上手に歌うなら声を大きく、高い声を出して

歌を上手く歌うためのポイントはどういったものでしょうか?
声を大きくしたり、高い音を出す時に声が裏返ってしまわないことで歌を上手く歌うことができます。
ではその2点をどうやったらできるのかを説明します。

まず声を大きく出す方法とは、喉を使って声を出すのではありません。
お腹から声を出して発声します。いわゆる腹式呼吸で吐くタイミングで声を出すように意識します。

まず腹式呼吸を身につける必要があります。
息は肺から出すものであって、お腹から吐くというイメージがイマイチつかめないかもしれません。
寝ている時やあくびをしている時にお腹が膨らんでいるのを感じたことはないでしょうか?
あれが実は腹式呼吸になっています。あの状態で歌を歌えばさぞかし良い声が出るに違いありません。
息を吐く時はため息をつくのをイメージしてください。それが深く息を吐ききる良い例になります。
ただしあまり吐き方に落ち込みがあると、気持ちも沈んでしまうのでご注意を(笑)
これを1日に数回繰り返していくことで、腹式呼吸を習慣付けましょう。
すると自然と歌を歌うときにも腹式呼吸が作用して、自然とお腹から声が出るようになります。

お腹から声を出すように意識してください。
喉で叫ぶように声を出すと喉に負担がかかるし、声の通りが悪いガミ声になってしまいます。
この腹式呼吸法は別名、丹田呼吸法とも呼ばれており、リラックス効果や脳の活性化につながるなどメリットが多くあります。
オーディションやコンサート発表前で緊張している時に、この呼吸法で過ごすようにすれば、かなり落ち着く事ができます。

次に声を高く発生するときに声が裏返ってしまわないための方法です。
まずこれは姿勢を直すことから始まります。腰をピンと伸ばして胸を上に張り、あごを引いてください。
その姿勢をキープしながら何度か高いパート部分を歌ってみてください。やや天井に向かって歌うようにすると声の通りが良くなります。
すると声が裏返る事が少なくなります。うつむいたり、腰が曲がっていると声が上手く外に出てくれないのが、裏返る原因です。
自分では裏返っているのかが分かりにくいので、誰かに聞いてもらうか自分で録音したのを聞いて確認するようにしてください。

今回2点の方法を紹介しましたが、これらをただ覚えておくだけでは意味がありません。これらを自分でキチンと実践してください。
繰り返し何度も歌って実践することが大事です。今回紹介した方法を意識しながら、何度も歌えば必ず上手く歌えることができます。

ボイストレーニングを始めてみましょう

歌が好きという方は、当然「歌がうまくなりたい」と思っていることでしょう。歌のうまい人というのは、天性の才能を持っているように感じられるものですが、才能や素質は関係するものの、もっとも大きく影響するのはトレーニングといっても過言ではありません。うまく声を出すということは喉を傷めずに済むということでもあります。実際、素質のみで発声を行っていたようなプロの歌い手が、ある時点から限界を感じ、ボイストレーニングによって改善を行ったおかげで、喉をつぶさずに済んだ、といったケースは非常に多いです。

それは趣味で歌を歌う方にとっても同じです。楽に良い声を出せるようになれば、歌を歌う楽しみは広がりますし、普段の話し声にも自然とよい影響がでてきます。声でアピールする場面というのは、歌を歌う他でも意外と多いもの。ボイストレーニングは、人前で話すことが苦手な方の鍛錬にも効果があります。また、立った状態で腹筋を使って発声するので、ダイエットや運動不足解消の効果も。表情も明るくなる方が多いです。

さて、ボイストレーニングを効果的に行うには、やはりプロのレッスンに通うのが1番です。とはいえ「レッスンに通う時間がない」「いきなり1vs1のレッスンはちょっと」と思っている方も多いと思います。まずは自宅でできる簡単なボイトレに挑戦し、効果に納得できたら、レッスンに体験に行ってみる、といった順序をふむのもいいのではないでしょうか。

自宅でのボイトレは、「正しい姿勢でハミングを行う」から始めるのが基本です。姿勢でよくありがちな間違いは、顎があがりすぎてしまうことと、目線が一定しないことです。この2つは、歌っている間気づかないうちにフラフラしていることも多いので、録画でチェックするのもおすすめです。ハミングは、口を開かず、声を鼻に抜くようにして歌う歌唱法をいいますが、普段喉を使って歌っている人は、意外とハミングができなかったりします。ハミングは腹式呼吸で歌うということを身につけるのに最適な方法ですから、欠かさないようにしたいものです。

ハミングがうまくできない時には、腹筋が不足しているかもしれません。腹式呼吸を行うために必要な腹筋を空いた時間でトレーニングしておきましょう。腹筋を鍛える簡単な方法は、椅子に坐骨をつきさすようにして背筋をのばしてすわり、おへそを中心に片手の手のひらをあてたら、背骨のラインを崩さないように息を吐きながら、その手のひらが背骨に近づくようにお腹を凹ませていきます。息を吸うときにはお腹をゆるめてかまいませんが、背骨が一緒にゆるまないように注意しましょう。吸うのも吐くのも、ゆっくり3秒以上かけて行うようにします。

簡単に歌がうまくなるボイストレーニングの方法

簡単に歌がうまくなるボイストレーニングの方法をご紹介します。特に歌を歌うことを意識して歌を歌いながらできる簡単なトレーニングを紹介します。
まずは、鏡に向かい、口を大きく開けてアーと声を出してみて、舌がさがっているかどうか確認します。
もし、舌がさがっていなければ、空気の通り道がせまくなるので裏声がうまくだせませんので、舌をさげるようにしながら歌います。
次に、腹式呼吸ができるようにトレーニングします。
まずはお腹を出したり引っ込めたりして横隔膜を上下させることにより呼吸します。その時には鼻で吸い、口で吐き、また口で吐いてからゆっくりと吸うことを意識する必要があります。
さらに意識せずに日常的に腹式呼吸を行うことが出来るように、口でゆっくりハーと息を吐き、フッフッフッと息を吐き続けてフーとすべて息を吐ききるまで続けます。次に、鼻からなるべくゆっくり息を吸いこみます。
これで、腹式呼吸ができるようになります。
腹式呼吸ができるようになったら、舌を下がった状態で腹式呼吸を使って低い音から声をしっかりと長く出します。高い音だと舌が上がってしまう可能性があるので、まずは低い音から行うことが重要です。
あくびをするようなイメージで10秒間続けることが出来るようになるまで行います。
高音を出すには鼻に通り道を作ることが大事なので、口を閉じ、腹式呼吸で鼻孔に向かって強めに息をあてます。口を開けたまま声を出すとすぐ苦しくなるところが閉じた状態で鼻孔に強く鼻を当てて音を出すハミングを半音ずつあげていきながら行い、ハミングがうまく出来るようになったらハミングから口を開けた発声に変化させながらでもできるようになるまで練習します。
次に地声から裏声にうまく変えれるようにさきほどの腹式呼吸で鼻孔に向かって強めに息をあてる練習を、地声と裏声のさかいめの音階で繰り返し練習し、自然に地声と裏声を変えることが出来るまで練習します。
次に横隔膜を腹筋でハッハッハッハッとハンマーでたたくように動かし、短いブレスをとりこむことができるようになり、短い休符で息ができるようになるので、息が苦しくなるのを防ぐことができます。
以上で簡単に歌がうまくなるボイストレーニングの方法は終了です。ひとつひとつの練習のそれぞれが、歌を歌う際のそれぞれの場面で役に立つものなので、毎日練習後に課題曲を決めてその曲を歌ってみて違いを感じとることが成長につながっていくので、それもあわせて行なってみてください。

ボイトレは、高いハードルではないので、気楽に利用してみましょう

あなたは、スクールに行って専門のトレーナーに教えてもらわないと、ボイトレができないと思っていませんか?
たしかに、プロに教えてもらうと弱点をアドバイスしてもらえるので、上達が早くなることはあります。
しかしながら、そんなにお金をかけなくても、自宅でカラオケを行える方法があるので試してみるのも一つの方法です。
このように多くの情報が行き渡った時代では、ボイトレのノウハウを、プロの歌手を指導したことがあるトレーナーが公開しています。
そのため、そこに基本的な方法が示されているので、それをベースにして練習を行えばよいのです。
自宅で防音設備が整っていれば、自宅でボイトレするのもよいでしょう。
もしそれができなければ、カラオケに行くと遠慮せずに声を出せます。
カラオケは練習のためには最適で、しかも平日で昼間なら非常に安い料金で利用できるので、スクールに行くよりも大きく費用を削減できます。
プロのトレーナーが実際に教える自宅で行えるボイトレの方法は、インターネットなどでも紹介されています。
また、詳しい内容についても紹介されているので、試してみるかどうか、考えてみてもよいでしょう。
ボイトレのスクールが近所にない、あるいは高い授業料を払うのは厳しい、というような方にとって、自宅やカラオケで練習する方法はうってつけでしょう。
プロの歌手になるのでなければ、この方法で十分でしょう。
ほとんどの方にとって、本格的なボイトレは、縁がないというような印象があるのではないでしょうか。
ボイトレは、プロを目指す人だけが関係する所と考えている人も多いはずです。
しかしながら、ボイトレは本来なら必ずしもマンツーマンで教えてもらわないといけないものではなく、専門のスクールに行くことが必要なわけでもありません。
基本的に歌唱力をアップさせる方法であるため、特殊なものではないのです。
したがって、その一部のエッセンスを取り出すことによって、音痴を直すために必要な方法だけを取り出すことができれば、上級者のためのレッスンを作ることも可能です。
プロの人がコントロールしながら行うべき練習だけではなく、自宅で行えるレッスンもあります。
ボイトレは、本当は特別なものではなく、歌が上手くなりたいと思うのであれば、誰でも利用できます。
今までに実践と研究が行われているため、自分で練習をするよりも格段に効率を上げることができるので、成果を短期間で達成するためにも役立ちます。
ボイトレは、高いハードルではないので、気楽に利用してみましょう。

ボイストレーニングを始める前に

・ボイストレーニングってなに?

まずはじめにボイストレーニングとはなんでしょう?

カラオケ教室に広告が置いてあるし歌の練習かな?とか
けど役者志望のあの子が受けたって話も聞いたから演劇の練習方法なんじゃないの?とか。

基本的に人に合わせた発声方法の練習と考えてもらっていいでしょう。
発声練習などとも言いいますね。

・何の為にボイストレーニングってあるの?
ボイストレーニングとは発声練習です。
つまりは声を出す事が目的なわけですね。
正確に言えば理想の声を出す為に練習する事がボイストレーニングの目的であるわけす。
例えば歌が上手くなりたいなら高い音域を出せるようにとか音程を上手く取れるようにとか
生歌で迫力を出す為に声量を大きくしたいとかなんて事もありますね。
役者さんなら舞台で通る声を作るためにはどういった発声方法が必要なのかとか、聞き取りやすい声ってどういう声なの?
とかこういった感情を表現する為に必要な発声ってどういったものかとか。

・方法論はたくさんあります。
方法論はたくさんあります。
一言でボイストレーニングといっても声を出す目的というものはソレこそ何種類も存在するのです。
カラオケやバンドで歌を披露したいとか演劇や舞台で声を出したいとかだけではなく就職活動の面接ではっきりとした受け答えをしたいとか愛の告白をしっかりとした声で伝えたいとか。
歌に用いる発声方法と面接に用いる発声方法とではやはり違いがありますから、
ボイストレーニングを始める前には自分が何を目的にボイストレーニングをしたいか考えてその上で相談しましょう。

・ボイストレーニング始める前に
ボイストレーニングを始める前にすべき事、というほどではありませんがしたほうがいい事があります。
ストレッチです。
ここで何故ストレッチ?と感じたかたもいるかもしれませんが声を出すって結構体力を使うのです。
試しに一分ほど声を出し続けてみてください。
大きな声でなくてもいいですから思いのたけを呟いても只あーあーと声を出すだけでもいいですから。
結構疲れるでしょう?
これから練習するというのに凝り固まった体ではいろいろと不都合ですし余分に体力を使ってしまいます。
軽くでもいいですから体を軽くして挑みましょう。
それから体力づくりの事も考えてみてもいいかもしれません。
先ほど言ったように声を出すというのは結構体力を使うものです。
基礎体力は無いよりもあったほうがよいでしょうね。
そのほうが健康にもよいですし。
ではこれからよいボイストレーニングを始めてみてください。

ボイストレーニングでビブラートを身につける

腹式呼吸などの基礎がある程度身についている方は、いい声を出して上手に歌を歌うことができます。その美しい歌声を、さらに美しくするための技術がビブラートです。ビブラートとはある音を伸ばしながらその音を揺らすことで、オペラ歌手などがよく使う技術です。このビブラートのトレーニング方法は、まず基本の高さの音を発音します。その次に半音下げた音を発音します。そしてまた基本の高さの音を発音します。これをゆっくりと繰り返していきます。簡単に言うと、「アー」とゆっりと発音し、そのまま半音下げて「アー」と発音し続けます。そしてそのままもとの高さに音を戻して「アー」と発音し続けます。これを繰り返していくのです。注意すべき点は、音の高さを変化させるときに、切らずに「アー」と発音し続けます。そして「アー」と言うスピードを少しづつ速めていきます。最終的にスピードを始めの2分の1程度の速さにします。このトレーニングによってビブラートは身につきます。しかし中にはビブラートの感覚がなかなかつかめないと感じておられる方もいるはずです。そのような方は声を出しながらお腹を軽く、細かく押してみると感覚がつかめます。これによってビブラートで声を震わせているときに、横隔膜がどのような動きをしているかが理解できます。またビブラートを速く行うことに困難を感じておられる方は、犬が暑い日に行うような呼吸法を行うビブラートのトレーニングがおすすめです。犬は暑い日に「ハッハッハッハ」と呼吸します。この要領で「ハッハッハッハ」と息を弾ませながら発音していきます。多少音が切れてしまっても問題ありません。しかし大切なのは最初に述べたビブラートのトレーニングと平行してこのトレーニングを行うことです。この犬の息を真似たトレーニングを行うことで、速いビブラートの感覚をつかむことができますし、横隔膜を鍛え、速いビブラートを可能にします。しかし発音しているときに息や音が切れてしまっては、美しいビブラートにはなりません。それで音を切らずにビブラートを行うためには、最初に述べたトレーニングが必要なわけです。ビブラートがある程度できるようになったなら、今度はビブラートのかかった歌を聞き、それをまねるようにします。このようにすることで美しいビブラートのかかった歌声をマスターすることができます。ワンランク上のボイストレーニングで、自分の歌声をさらにレベルアップさせるのはいかがでしょうか。

ボイストレーニングで自分の声を変えることができます

自分の声を録音して聞いてみると、おぉーいい声じゃないかと思うのは稀です。というのも、自分の声は、耳で聞いてるのではなく、骨の振動を通して直に聞いてるからです。経路が違えば音も違います。ボイストレーニングの第一歩は、自分の声を録音して聞いてみることから始めてください。自分の声をスピーカーで聴くのは、意外と恥ずかしいものです。
小学校から高校まで、コーラス部や演劇部にでも入っていないと、声の出し方というのは教えてもらうことがありません。音楽の歴史と音符の読み方だけです。声楽をカラキュラムに加えれば、専任教員が必要になるので組み入れないだけです。実際には、声の出し方を幼少時から教えて貰えれば、もっと人前で話したり歌ったりすることが楽しくなるし馴染めます。
次に行うのは、正しい姿勢を自然と行えるようにすることです。テクニックが上達すれば、踊りながらでも、横に寝転んでいても声を出すことは可能です。しかし、初心者は正しい姿勢で、つまり身体の正面と身体の向きを同じにして、胸を開くようにして立つ姿勢です。次に、腹式呼吸での発生です。ボイストレーニングを始めた人の多くがこのあたりで挫折します。手足のように思い通りに動かすことができない横隔膜を使って発声するですから無理もない話です。これは、トレーニングにより体に覚えてもらうほかありません。毎日、10分か5分でもいいので根気良く続けるだけが、上達のコツです。
次は、体力の育成です。体力は、個々の人の特性に関わるので、腕立て100回・腹筋100回で発声が良くなるというものではありませんが、体力と筋力があった方がないよりはいいです。アーノルド・シュワルツェネッガーのような、脳まで筋肉のような声楽家はいませんし、オペラのように何時間も歌い続けるわけでもないので、腹式呼吸の一助として考えればいいことです。
次は、発音練習です。発声に発音?と聞き直したくなりますが、発音です。歌詞の全てが発音しやすい語句で構成されているわけではありません。難解な言い回しも多くあります。その為にも、母音の発生から始まり、子音の発生を練習します。大きな声で発生するのではなく、一語一語丁寧に繰り返し発生するだけです。舌の使い方もここで養われます。最初のうちに大きな声を出す練習をすると喉を傷めてしまい、正確な音を出すのが難しくなります。声量はなくても、確実な音を出すことから始めるのが上達の近道です。次に、耳を鍛える練習です。耳に重りをつけて踏ん張る練習ではないです。ピアノやヴァイオリンで音を出せる人がいれば手伝ってもらえばいいのですが、一人なら単音が収録されたCDを使うのも一法です。ともかく、正しい音程を耳に馴染ませてください。
ここまでくれば、入門者から初心者レベルへとなります。この期間がどれくらい必要なのかは、人により様々です。1か月でこなす人もいれば2年たってもさっぱりという人もいます。しかし、毎日の積み重ねで前に進むことは事実ですので、あきらめずにボイストレーニングを行うことが一番大切です。