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すぐに実践できるボイストレーニングとは

ボイストレーニングといいますと、何か敷居の高いように感じられる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、それほど大げさなものではありません。
ボイストレーニングを経験したことのある方は非常に多く、ボイストレーニングをおこなっている教室や練習をするための教材などは、身近なところで見受けられることがよくあります。
ボイストレーニングをする目的には、小さなものでも全然構いません。
カラオケでほかの人よりも上手に歌ってみたいという気持ちや、滑舌が悪いのでスムーズに言葉を読み上げられるようになりたいといった目標や、一人でいろいろな声を出してみたいといった面白さを、ボイストレーニングは叶えてくれます。
ボイストレーニングをしてみることによって、声を出すという動作をより楽しむことが出来るようになるでしょう。
発声をするためのベストな方法は、人によって少しずつ変わってくることが多いです。
ひとりひとりによって体格や声質は変わってきますし、声は大切な個性です。
しかし、腹式呼吸や滑舌のトレーニングや歌う前の準備などはたいていすべての人に共通しています。
よく、声を出す前に妙に緊張してしまって、体がガチガチに力んでしまう方がいらっしゃいます。
カラオケなどで、大人数の前で歌を披露するときなど、特にそうなるケースが多いです。
そのような場でも役に立つ、リラックス方法を紹介します。
カラオケに行く前など、声を出す機会がある場合には、呼吸のトレーニングをしておくことがおすすめです。
呼吸のトレーニングとは、長く長く息をすべて吐ききって、そして一気に吸うといったものです。
息を吐ききることで、体の緊張をほぐす効果が期待できます。
そして、一瞬のうちに一気に空気を吸い込むことによって、お腹の筋肉や横隔膜を動かすことが出来ますし、肺活量を増やすことが出来ます。
このトレーニングをおこなう時には、胸で呼吸をするのではなく、お腹に力を入れてあげると効果的です。
背筋を伸ばしてまっすぐに立ち、おしりを締めるようにして、おへその下あたりを意識しながら、息を目いっぱい吐ききってから、一気に息を吸い込みましょう。
この動作を、二分間ほど繰り返します。
体の緊張がほぐれ、スムーズな動きを獲得できるので、声をのびやかに出すことが出来ます。
また、舌のこわばりをほぐしてあげる体操も効果的です。
上を向いて、舌を突き出したまま五秒間キープしたり、舌を口内でぐるぐると動かしてあげると、スムーズな滑舌に繋がります。

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腹式呼吸の方法について

ボイストレーニングの第一歩は呼吸法をマスターすることです。胸式呼吸と腹式呼吸という言葉を聞いたことがあると思いますが、普段普通にしている呼吸は胸式呼吸です。寝ているときやリラックスした時には腹式呼吸になっています。腹式呼吸といってもお腹に直接空気が入っているわけではありません。肺の深いところで息を出し入れすると、肺の下にある横隔膜が肺に押されます。そのせいで横隔膜の下にある内臓が圧迫されて、横からみるとお腹が膨らんでいるように見えるので腹式呼吸というわけです。

胸式呼吸の場合は肺に入る空気の量が少ないので、歌を歌う場合はどうしても不安定になってしまいます。その点腹式呼吸だと貯めておける空気の量が胸式呼吸よりも多いので、安定した声を出す時に役立ちます。それで歌を歌うときには腹式呼吸の習得が大事になってくるのです。

それではどのようにしたら腹式呼吸が出来るようになるのでしょうか。まず足の幅を肩幅くらいに広げてできるだけいい姿勢でまっすぐに立ちます。自分ではまっすぐに立っているつもりでも、人間の身体は段々歪んでくるので、どちらかに傾いている方も見受けられます。できれば全身が映る鏡の前でトレーニングをするといいのですが、そのような大きな鏡が無い場合はまっすぐに立っているかどうかを、誰かに一度確認して貰ってください。

そして腹式呼吸の際に一番大事な場所が丹田と呼ばれる、おへその少し下の部分です。おへそから下に指を3本あててみてください。だいたいそこがあなたの丹田です。まず息をゆっくり吐いてお腹がへこむまで吐き切ります。最初のうちは出来るだけゆっくりやってみてください。そして今度は丹田を膨らませるようなイメージでゆっくり息を吸ってください。急いでやると胸式呼吸になってしまうので、あくまでゆっくりすることが必要です。胸式呼吸の場合は呼吸と同時に肩や胸が動いたりするので、お腹回りだけが膨らんでいっているようでしたら、腹式呼吸が出来ているということになります。

腹式呼吸ができるようになったら、今度は実際に音を出してみましょう。お腹の空気を出し切る時に「フー」という声を出して見てください。大きな声である必要はありません。あくまでお腹の中に入っている空気を全部外にだすというイメージです。その時にも丹田だけを意識するのではなく、丹田回りの腹筋や背筋の存在を意識してください。お腹から空気を出す際の動きを腹筋や背筋でもサポートする感じです。そのように丹田回りの筋肉を全て活用して声を出すことで腹式呼吸がうまくできるようになります。

歌は上手いのになぜか響かない、そんな方は感情表現を磨きましょう

歌を歌うのに大切なのは、基本的な腹式呼吸、呼吸法、ビブラート、ロングトーンなど技術的なものはもちろんなのですが、自分はそれをしっかり勉強してボイストレーニングもしてきたのになぜか上手く歌えているのに人の心を動かせないと言う方は良くいらっしゃいます。それはプロの方でも例外ではありません。
素晴らしい歌声、そのポテンシャルの高さの割りには心に響かない、すごくボイストレーニングをしているんだろうなと思ってもなぜかそれ以上に伝わって来ない。
逆に歌はそんなに基本程度しかできていないテクニックは普通なのになぜか心を打たれる。聞いているだけで涙が出てくると言ったことはないですか?
「歌は語れ、セリフは歌え」と有名な歌手の方の言葉にあるように歌には技術と伴った感情表現が必要になります。
いくら一流のボイストレーニングの先生に習った所でこの感情表現は先生から学ぶものではありません。
なのでこれはある意味ボイストレーニングの中でも一番難易度の高いトレーニングになるかもしれませんね。
しかし、一言で感情表現を磨けと言われても出来ないですよね。
ではここで感情表現をしっかり磨くトレーニングと言うか心を高める練習を教えますね。
課題曲があるとします。その歌詞を熟読しましょう。そしてその中の本人になります。内容をしっかりと自分の心に焼き付けます。洋楽などは歌詞を和訳して見ることでまったく感情が変わることが多いので効果的です。
それによって感情表現が変わってきます。
他には映画、ドラマ、本、演劇鑑賞などを出来るだけ頻繁にしましょう。
そしてそれらをよく聞き、読み、感じ取ります。自分が思ったままの感情でその物語を人に語ったり真似をしたりするのもいいでしょう。喜怒哀楽を惜しみなく使いましょう。
感受性と言うものは本やスクールで学べるものではありません。どれだけ歌が上手くてもこの感受性ばかりは
多くの経験から成り立つものです。なので多くの感受性を揺さぶられるものに触れ、その気持ちを自分の歌いたい歌の時にどれだけ移行出来るかが大きな目的になってきます。

歌を歌う際に丁寧にしっかりと習った通り歌うことももちろん大事なことですが、そればかりでは平坦な一曲で終わってしまうのです。自分が一番盛り上げたい所はどこなのかどこに一番作者の伝えたい部分があるのか、歌詞をよく知り感情をしっかり込めて歌うことによって、なんで上手いのに?と言った疑問が解けるのではないでしょうか。一度試してくださいね。

現代のボイストレーニングの必要性

ボイストレーニングと言うと歌手や声優にアナウンサーなどの声が資本となる仕事の方のみが受けるイメージを昔は持たれていましたが、今はハキハキと話す必要がある営業職や管理職の会社員の方や、スピーチが苦手な方など人前で話す事に自信が無い場合にもボイストレーニングを受ける事が急増しています。
聞きやすく自信が垣間見え堂々と話せる方の話には、万人が納得出来る説得力を感じられますよね。
早いと小学生などの子供の頃から習い事の1つとしてボイストレーニングを受け、特にこの先国際的なコミュニケーション力が必要とされる現代っ子のお母さんの間では人気な習い事となっています。
受けて損はないボイストレーニングですが、初心者には一体どういったものなのかがイマイチ想像が出来ないと思います。
少し前に映画化された、英国王のスピーチという映画をご覧になった方は、作中の練習場面がボイストレーニングのイメージとして分かりやすいですね。
ボイストレーニングは決して歌の為のトレーニングと言う訳ではなく、正しくは発生練習の事を指します。
トレーニングの種類も、上記の様に子供が出来る比較的軽いものから、歌手やアナウンサーなどのプロの為のトレーニングと、レベルが幅広く設定されています。
高齢化社会の現代では、ストレス発散やボケ防止の為に高齢者が自ら進んでボイストレーニングを受ける事も増えて来ました。
発声練習で大切な事は、正しい姿勢と正しい呼吸法をまずは身につける事です。
1番通る大きな声を出せるのは腹式呼吸ですが、本格的なボイストレーニングを求めていない方には正しい姿勢と、通常の胸式呼吸に少し意識を加える事でもかなり発声の効果が現れます。
正しい発声法は習って体感する事が1番なので、よりボイストレーニングの効果を高めたい方には腹式呼吸をマスターする事をオススメします。
ボイストレーニングを行うと、声帯周辺の筋肉を鍛える事によって喉の疲れが出づらくなるメリットがあります。
すぐに声が枯れてしまう方や、声が日によって安定しない方は是非ボイストレーニングの教室で、専門のトレーナーの元で喉の筋肉を鍛えて欲しいですね。
声量や声質も、段々とより聞きやすいものへと変化していきます。
レベルを高めていけば、ビブラートなどの歌のテクニックも身につける事が出来、カラオケも上手に歌える様になります。
声はその人を示す大切な要素の1つですので、少しの努力でより良い声を体得出来るボイストレーニングを、自分を高める為に是非行って欲しいと思います。

ボイストレーニングでの第一目標の腹式呼吸のメリット

歌がうまくなりたいと思うのだったらまずは今までの歌い方を見直す必要があります。それは驚くことに一般の方の多くは胸式呼吸になっているからです。普通の方は普段の生活の中でお腹の底から声を出す練習などはしていないからです。いきなりカラオケに行って腹式呼吸をしろと言われても無理があります。
しかし、普段の生活の中で腹式呼吸の練習をしろと言われても面倒だったり億劫になると思います。そこでここでは腹式呼吸のメリットを紹介し、普段の生活で腹式呼吸が有効であることで毎日の生活に腹式呼吸を入れてしまい、歌の上達につなげようという提案をしてみたいと思います。
腹式呼吸をすることでメリットとしてあげられると健康にもいいと思い毎日の運動とも取れますね。なので以下にあげることを是非知ってトライしてみてください。
腹式呼吸は腹筋背筋そして横隔膜を動かされることで呼吸中枢が活性化されて不眠が解消されます。
そして血液の流れを良くしで内臓の働きにも働きかけて体調が良くなり美容効果が得られます。
ゆったりとしたのが特徴の腹式呼吸は副交感神経を刺激し体のバランスをリセットすることができます。
その結果心拍数は減少し抹消血管は拡張し血圧が下がります。更に肺が大きく膨らむことで生理活性物質の分泌が活性化されコレストロールや中性脂肪が動脈壁に入ることを防ぎ動脈硬化を防ぐ効果があることが最近わかっています。

こういった体に良い事もあると思って腹式呼吸に挑んでみましょう。そうすれば歌を歌いながら健康にも気をつけているので
長く続けることができます。

では腹式呼吸をしてみましょう。まずは体の力を抜き、背中が伸びる様な姿勢にします。そのまま軽く息を吸って自然に吐きます。お腹に手を当てて呼吸を意識しましょう。
自然に生きが出たらお腹をゆっくりとへこませるようにしましょう。口から息を吐きます。息を吐き切ったところで更にハーと息を出して充分に吐きます。吸う時は鼻から下腹部まで入るようにイメージして吸いましょう。鼻から吸い口から吐くのは腹式呼吸の基本となるので覚えておいてください。充分に吸い込んだら数秒間息を止めます。その後力を抜いて自然に息を出します。再びこれを繰り返すことを10回くらいで1セットとしてください。大体2、3セット を目安にしてください。

思ったよりも簡単だと思います。自分の生活に合わせて1日3回くらいをつづけましょう。効果的だと思います。
健康などと一緒に考えると長続きします。是非知識を入れて腹式呼吸に取り組んでみてください。  

 

歌に重要な表現力を身に着ける方法

ボイストレーニングというと、腹式呼吸のために筋肉を鍛えたり、姿勢や立ち方に気を付けることが重要だと思いますね。
勿論、声質や音量を改善していくためには、このような点に気を付けてトレーニングを行っていくことは非常に大切ではあるのですが、いくら技術的な面を鍛えても表現力が伴っていなければ感動させられる歌を歌うことはできません。

技術力を身に着けることにより、美しい声で歌うことは可能になりますが、人の心に響く歌はまた別の魅力がありますね。
ボイストレーニングを行う時には、まず技術力とともに表現力にも磨きをかける必要があるのです。

表現力がある歌声を手に入れるためには、積極的に本などを読み、人の心の動きや人生について知っておくと役立ちます。
一番良いのは、自分で色々な経験を重ねることなのですが、普通に生活を送っていれば出会う方にも限りがありますし、ドラマチックな人生を歩んでいかれる方もそれほど多くありません。
自分の経験が足りないと思った時、本を読んだり映画を観ることで、別の人生を体験することができるのです。

自分の立場に置き換えて、主人公の苦しみや喜びを理解するだけでも、感受性を高めることができますし、いろいろな人生があるということも理解できますので、人生に対しての寛容性も身に着けることができるのです。

歌を歌う時には、それぞれの方の価値観なども如実に表れてきますので、心の寛容性を磨いておく必要があるのです。

さらに一番重要になるのが、その歌詞の意味について理解する能力があるのかという点です。
歌詞にはそれぞれの意味がありますし、人の心の微妙な動きやその時の情景などを表す形で書かれています。
この歌詞の意味を深く理解することにより、適切に表現することができるようになるのです。

ただ歌詞を見て、表面的に理解するだけでは深い部分まで表現することは難しくなりますね。
歌詞の裏に隠された気持ちや、その情景を適切に表現するためにも、何度も歌詞を読みこむことも必要になってきます。

このように、歌を歌う時には表現力も必要になってきます。
多くの方は技術面のみにとらわれて表現力が疎かになってしまいますが、高い表現力を身に着けることにより、多少技術面で劣る部分があってもカバーすることができるのです。

人を感動させるための歌を歌いたい、より深い部分を理解したうえで歌を歌いたいと思った時には、表現力を身に着けるトレーニングを行ってみるとよいでしょう。